グローバル教育

高校 Global Innovation Class

さらに進化する聖学院のグローバル教育

2021年度よりStartした高校グローバルイノベーションクラス。高校入試もスタートしました。内進生も高校進学時に試験を経てグローバルイノベーションクラスに進むことができます。高校から入学する生徒たちが聖学院に新しい風を吹き込み、学びの相乗効果を巻き起こします。

「ものづくり」「ことづくり」を通して世界に貢献できる人を育てるクラス

本校では、これまで探究型教育を、授業・宿泊行事・海外研修等の中に数多く取り入れてまいりました。その経験をいかし、世界に対して「ものづくり」「ことづくり」を通して貢献できるグローバルイノベーターを育成するため、「Global Innovation Class」新設しました。
グローバル課題やSDGsを自分事として理解し、高次の研究力・協働力・創造力を育成するために、「Immersion」「STEAM」「PROJECT」の3つを柱にした教育を展開します。
また3本柱の土台として、一般教科およびリベラルアーツを行います。特にリベラルアーツでは、ロジカルシンキング・クリティカルシンキングを新聞・ニュース記事をもとに学んでいきます。
以上のプロセスを経て、世界的な課題を自分事としてとらえ、「ものづくり」「ことづくり」を通して課題解決~価値創造できる人財を育てます。これは本校の教育理念「Only One For Others」を真に具現化できる人財の育成であり、本校次世代教育の象徴的なクラスになると確信しています。

時間割例

授業時間数は他クラスと同様に週6日制、1日6時限です。土曜日は4時限となります。英語で学ぶ「Immersion」授業が週3時間、「STEAM」授業が週6時間、「PROJECT」授業が週2~4時間と、次世代型授業に多く時間を割いています。

LiberalArts

自分たちが目指す世界や理想を描き、思考の土台づくりを行う授業として位置付けています。新聞記事やニュースを題材にディスカッションやディベートを行いながらロジカルシンキングやクリティカルシンキング、ビジョンメイキングについて学びます。生徒たちは自分の感覚を自分の言葉で表現できるように成長していきます。

Immersion

社会科(公共)・家庭科などの内容を中心に、世界の社会課題を英語で学び、英語でディスカッション・プレゼンテーションをします。そのために必要なグローバルスキルも英語で習得します。異文化におけるコミュニケーション、社会課題に対して英語で議論し、シンキング・ストラテジーやリーダーシップなど6つの重要なスキル・マインドを「英語で」習得するプログラムです。ディスカッション、アクティビティ、プロジェクト、発表を通して、生徒中心の学びを形成します。週6時間の英語授業とは別に週3時間「Immersion」を英語で学ぶため、社会とつなぐツールとしての英語力が身につきます。

〈聖学院の英語授業では「SSコース」を設置(週6時間)〉
同コースでは、ネイティブ教員によるオールイングリッシュの授業にて、英語でのプレゼンテーション、英字新聞の多読、エッセイの練習などを行っています。英字新聞などを使い、「ソーシャルイシュー」(社会問題)に触れながら、そこで用いられている実践的な単語や表現方法を学びます。次に自分の考えをまとめて意見を述べたり、ディスカッションしたりします。ソーシャルイシューを取り入れることで、内容の濃い議論ができ、単に英語の表現を学ぶことにとどまらない充実した授業となっています。
※英語は習熟度別授業となっており、SSコース、Sコース、Aコース、Bコースの4コースで展開。SSコースは英検2級以上のコースです。

STEAM

STEAMとは、「科学」「技術」「工学」「芸術」「数学」の5つの頭文字を組み合わせたもので、情報の抽出・分類・比較するスキルや、課題発見・解決に向けた創造・表現のスキルを育てる教育プログラムです。「サイエンス」「デザイン」を軸にICT Skillsを活用しながら「ものづくり」「ことづくり」に必要なツールを学び、論理と感性の両面を大切にした創造力を育成します。週6時間の授業は全て探究型授業で構成され、課題解決・価値創造のための問いからスタートします。必要性を感じて知識や思考スキルを習得していきます。

授業例

■卵テンペラ絵具
「そもそも色彩とは何か?」という視覚効果を問うことから始まるSTEAM授業。色や光の三原色といった色彩学を学んだ後、500年以上前に流行っていた古典技法のひとつ「卵テンペラ絵具」を自分たちで生成し実際に絵を描いてみるワーク。テンペラが主流だった歴史背景や代表的な絵画を知り現代に活かされている部分を学びます。色自体の持つリアルな豊かさや鮮やかさを手と目、肌で実感することを通して新しい価値観やヒラメキを見出し、ものづくりの原点を体験します。この後、美術×理科×情報の3教科横断的ワークに移行していきます。

■色の感覚ストレッチ
色に関する気づきを促すデイリーワーク。色彩のイメージや視点を体現するために各自「色」を写真で集め、かたちに起こします。普段とは異なる角度や側面から見ることで、気づかなかった物事の本質や仕組みを捉えることを追究しレポート作成と発表を実施。

■音の感覚
MakeyMakey(プログラミングによって、シンプルな基盤に身近なものを繋ぐだけでそれ自体を楽器にできるツール)を使って、日常にある物と組み合わせて人が幸せになる「音を奏でるシステム」を制作。驚きや新たな発見を体験し世界観を広げる。

■対話型鑑賞と光空間のプログラミング
プログラミングでILLUMEを光らせ、五感を使った空間デザインを制作・演出し、その空間の中で対話型鑑賞をする。(経済産業省STEAMLibrary実証授業校として掲載)

PROJECT

ゼミ形式の授業で、国際系・社会系・環境系などのテーマから自分で選びます。その中で、自ら課題を設定し、その課題解決に向けて学内外で連携し、協働・研究活動を行います。その成果発表に向けた準備のための「Project Week」を2回/年 設定しています。「Project」はGlobal Innovation Classの集大成となる時間です。