【高校バドミントン部】全国高等学校総合体育大会 東京都予選大会個人戦のご報告
5月3日(土)から5日(月)に渡って、バドミントン全国高等学校総合体育大会 東京都予選大会個人戦シングルス・ダブルスが行われました。その中で個人戦シングルスに出場した星 颯大君が予選トーナメントを4回勝ち進み、2位の成績を収めることができました。
この大会は各校から2名のシングルス、2組のダブルスが出場する、いずれも学校を代表する強豪ぞろいです。1回戦は品川翔英の選手との対戦でした。初戦から力が入りすぎず、良い状態でプレーすることができ、常にリードしながら2ゲームを先取することができました。
2回戦は江東商業の選手との対戦でした。相手選手はミスが少なく、コート四隅をしっかり動き、コントロールできたショットに優れており、ラリーが長く続きました。そのため第1ゲームは17-21で失いました。しかし第2ゲームは相手の特徴に対応して自分から積極的に攻めたプレーをすることで、21-6で取り返しました。ファイナルゲーム目はどちらもゆずらず五分と五分の競り合いとなりましたが、最後は星君のスタミナとラリーからチャンスをつくる持ち味が発揮され21-19で勝ち切りました。
3回戦は二松学舎の選手との対戦でした。この選手は前の対戦でも強い相手に対して接戦を制しており、ジャンピングスマッシュ、ネット前での攻めなど攻撃的なプレーが特徴でした。そのような相手でも臆せずラリーをし、しっかりとレシーブをして持ち味を発揮しました。相手は前の対戦での疲労もあり、第2ゲームは点差を付けて勝ちました。
4回戦は、城北高校の選手との対戦でした。ここまでくると技術力より、体力・精神力の勝負になります。星君は疲労が見えるものの、プレーに入ってからのスタミナと集中力が素晴らしく、ラリーの中で相手のミスを誘い、2ゲームとも常に相手よりも先手を取って有利な試合展開をすることができました。
最後は予選トーナメントの決勝で、目黒日本大学高校との対戦でした。相手校は東京都で毎回ベスト4に入る強豪校です。卓越した技術力と体力に圧倒されつつ、最後まで自分のベストをふり絞り、粘り強いプレーをすることができました。
以下が、それぞれの試合結果です。この大会は高校3年最後の個人戦の位置づけですが、昨年度から練習を積み重ねた高2部員、中学3年からしばらく公式戦がない中で高校の大会に初めて出場した高1部員など、それぞれにこれまでの練習の成果、成長が発揮された内容でした。(顧問:福地修二)
【5月3日(土);個人ダブルス @目黒日本大学高校】
森下&鈴木(聖学院)対 石川&大松(小石川高) 〇(21-11、21-5)
対 五十嵐&片沼(目黒日大)✕(10-21、6-21)
【5月4日(日);個人ダブルス @六郷工科高校】
星&新井(聖学院)対 宍戸&田村(小岩高校) ✕(15-21、17-21)
【5月5日(月);個人シングルス @六郷工科高校】
永野宏紀(聖学院)対 上田(芝商業高)〇(21-7、 21-3)
対 関本(青山高校)✕(22-24、13-21)
【5月5日(月);個人シングルス @日本体育大学荏原高校】
星 颯大(聖学院)対 西澤(品川翔英)〇(21-11、21-17)
対 小城(江東商業)〇(17-21、21-6、21-19)
対 清水(二松学舎)〇(21-17、21-9)
対 橋本(城北高校)〇(21-9、21-15)
対 高橋(目黒日大)✕(11-21、7-21)