【高校GIC・プロジェクト】SusHi Tech Tokyo 2025に参加しました
高校GIC(Global Innovation Class)で5つの各ゼミに所属する高1から高3の生徒たち40名は、5月10日(土)に東京ビッグサイトで開催された「SusHi Tech Tokyo 2025」に参加しました。このイベントは、世界中のスタートアップや企業が集い、最先端のテクノロジーや革新的なアイデアを披露する国際的なカンファレンスです。会場には、サステナブルな都市開発、AI技術、ロボティクス、フードテックなど多岐にわたる展示が並び、生徒たちは普段の学びを超える新たな発見を体験しました。
【最新技術との出会い】
生徒たちは会場内を回りながら、各企業ブースで最新技術に触れる機会を得ました。特に、屋内でも発電可能な「Perovskia Solar」パネルの展示には多くの生徒が関心を寄せ、屋外利用が一般的と考えていたソーラーパネルの新たな可能性に驚きを示していました。また、宇宙飛行士の大西さんとのライブ中継を通じて、宇宙技術の最前線についても学ぶ機会があり、そのスケールの大きさに多くの生徒が感動しました。
「入場して一番目を惹いたのは巨大ロボットの展示でした。お台場のガンダムを彷彿とさせるデザインで、会場の反対側にあっても目を引くほどの存在感がありました。」と話す生徒もおり、先端技術とデザインの融合を強く実感した様子でした。
また、JR東日本のブースでは線路のモニタリングを行う最新機械の実物展示が行われており、生徒たちは「これが実際に社会の安全を支えているんだ」と技術の社会貢献に感銘を受けていました。
【学生主体のプログラム「ITAMAE」に参加】
SusHi Tech Tokyo 2025の特徴の一つである学生主体のプログラム「ITAMAE」にも参加しました。会場では、学生が企画したプロジェクトの発表や、未来の都市についてのディスカッションが行われ、同世代の挑戦や発想に多くの刺激を受けました。生徒たちは「自分たちもモノを作る側として、人が何を求めているかを見極めなければならない」と意欲を高める様子も見られました。
また、他校の生徒たちが行っていたワークショップや展示の様子を見学し、プレゼンテーション技術やプロジェクトの見せ方についても多くの学びを得ました。
【これからの学びに向けて】
今回の「SusHi Tech Tokyo 2025」参加を通じて、生徒たちは技術革新が社会課題の解決にどのように役立っているのかを具体的に理解することができました。また、自分たちの学びが将来どのような形で社会に貢献できるかについても考えるきっかけとなりました。
【生徒の感想】
杉田:日本からだけでなく世界各国から展示されていたので、普段目にしないようなものが沢山あり、新たな視点を得られた。また、開発者の人と話してみるとよりその物についての理解が深まった。
佐藤:興味深い技術が一同に集結しているだけあって、見応えがあり、一周するだけで気づいたら1時間経っていた。
松本:会場の熱気や出展者達の熱意、そして展示物の内容の斬新さや興味深さに終始圧倒された。そんな会場で先輩達が発表をしている姿を見て、急に先輩達の背中が大きく感じた。
安村:僕たち高校生はまだ未来に通じる仕事に直接関わってないが、こういう活動に参加すると、見えていない未来が徐々に明らかになって、自分たちに出来ることが開けてくると僕は考えます。