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【高校GIC・新ゼミ】親子でプログラミングに挑戦〜土壌分析編〜」ワークショップ開催

親子で楽しむ「ものづくり × プログラミング体験」
~カインズホーム × スクーミー × 聖学院高校 連携企画~

この夏、カインズホーム様とスクーミー株式会社との連携により、親子で参加できる特別なワークショップを開催します。本イベントは、聖学院高校の生徒が講師役となり、小学生を対象に電子工作や簡単なプログラミングをレクチャーする、実践型のSTEAM教育プログラムです。
体験では、小学生が最新の教育用マイコン「スクーミーボード」を使い、土壌の水分を測定する実験に取り組みます。自分の手でプログラミングを行いながら、センサーから得たデータを読み取り、科学的な考察を深める構成となっています。夏休みの自由研究にも最適なこの機会、ぜひご参加ください。

■ イベントの特長
お名前入りプレート付きキットをお持ち帰り!
夏休みの自由研究テーマとして最適
湿度センサー搭載で土の状態をリアルに測定
様々なツールで拡張性も無限大!
高校生&スクーミー社員によるていねいなサポート

■ 実施スケジュール・会場(各日5回実施/1回定員10名)
7月19日(土):カインズ新座店 (実施済)
7月20日(日):カインズ幕張店(実施済)
7月26日(土):カインズ浦和美園店(予約受付中)
7月27日(日):カインズ昭島店(予約受付中)

高校生たちは、事前研修や試作を重ね、当日は小学生に寄り添いながら丁寧に指導を行います。 地域と連携し、実社会の中での実践経験を通して、生徒の成長と社会的役割を考える機会ともなっています。参加希望の方は、各店舗の申込フォーム(コチラから)をご確認ください。

【講師:安村 暢(高2)】
今回のワークショップは、都心から少し離れた地域に住む小学生を中心に、様々なプログラミングを体験してもらうことを目的としました。現代社会では、小学生がパソコンを持つことが一般的になりつつあります。だからこそ、パソコンで何ができるのか、そしてそれが私たちの生活をどう変えていくのかを伝えることが重要だと考えています。
このワークショップでは、パソコンの使い方の一つとして「プログラミング」をテーマに掲げました。参加した小学生たちは、多様なセンサーを使いながら、自分が知りたいことややってみたいことを形にしていきました。特に注力したのは、プログラミングで得られた数値や結果を画面に表示するだけでなく、様々なツールを使って視覚的・体験的に表現すること。これが今回のワークショップの大きなハイライトです。
また、「小学生」という感受性豊かな時期に、子どもたちがこのデジタルの世界をどのように知り、感じ取るかという点も重視しました。子どもたちが自ら考え、プログラムを組み立て、そして失敗から学ぶ経験は、今後の学習や日常生活において大きな影響を与えることでしょう。

【担当教員:山本 周】
今回のワークショップでは、事前に想定していた1時間の体験枠を超え、2時間以上も夢中になって取り組む小学生の姿がありました。プログラムを動かすために配線を見直したり、数値の違いに気づいて原因を探ったりと、自ら試行錯誤する姿は本当に頼もしく、まさに“探究者”のようでした。そして何より、生徒たちが教える立場として、一人ひとりに丁寧に寄り添いながらサポートする様子が印象的でした。「うまく伝わらない」「どうすれば理解してもらえるか」と葛藤しながらも、生徒自身が学びを深め、成長していく瞬間が随所に見られました。
このような体験は、学校という枠を越えて、学びが“社会”や“人”とつながる実感を得られる貴重な機会です。今後も、こうした実践の場を通じて、生徒たちの可能性を広げていきたいと願っています。参加してくだっさった小学生の皆さん、保護者の皆さん、本当にありがとうございました!(ホームページの写真掲載もご了承くださり、感謝申し上げます)