【中学】「全国高等学校 夏の課題解決 協働探究コンテスト2025」に特別参加!
株式会社ロッテ、一般社団法人デジタル人材共創連盟、株式会社スクーミーが主催・共催する「全国高等学校 夏の課題解決 協働探究コンテスト2025」に、中学1年生の佐々木くんと竹之内くんが特別枠で参加しました。このイベントは、「Unityゲームでつくる!すいかばマンと暑い夏に立ち向かおう」をテーマに、高校生を主な対象とした実践的なゲーム制作コンテストです。
【イベントの目的と内容】
このコンテストは、未来を担う高校生がゲーム制作を通して、情報IIの学習指導要領に対応した知識(著作権、プログラミング、システム設計など)を実践的に学ぶことを目的としています。創造力とプログラミング技術の向上を促し、ひいてはSTEAM教育の推進とデジタル人材の育成に貢献します。
参加者は、株式会社ロッテの著作物である「すいかばマン」のキャラクターや商品画像を使い、ゲームエンジン「Unity」でゲームを制作します。また、ゲームコントローラーにはIoTツール「スクーミー」を活用。ソフトウェアとハードウェアの連携システム構築も評価対象となります。
さらに、本大会は「高大連携」の取り組みも特徴の一つです。大学生が制作したUnityゲームを高校生が活用し、発表します。その中で、中1の佐々木くんと竹之内くんは、以下の日程で特別な役割を果たしました。
<7月26日(土):クリエイトデイへの参加と特別審査員の心得体験>
この日は「敗者復活戦・1DAYイベント(クリエイトデイ)」として開催され、生徒の皆さんは「ロッテイノベーションの伝授」を受け、ゲーム作成に取り組みました。これは、午前中の「ツール活用レクチャー」や「開発ワークショップ」を通して、ロッテのキャラクターを使ったゲーム制作に挑戦したことを指すと考えられます。
さらに、「中学生特別審査員の心得」を体験し、最終日の本戦に向けた重要な役割の一端を担いました。
<7月27日(日):本戦でのゲーム体験と審査員としての参加>
本戦では、高校生や大学生が制作したゲームを体験し、ロッテやmixiの社員さんに混ざって審査員を務めさせていただきました。審査員リストには、株式会社ロッテの丸子さん、金澤さん、株式会社MIXIの熊本さんなど、生徒はプロフェッショナルな方々と共に評価を行う貴重な経験ができました。
【審査員となった生徒のコメント】
・ このイベント、5日前に知ったんです!で、すごく面白そうだったから来てみたら、ゲームが予想以上に作り込まれていて、めちゃくちゃ面白い体験ができました。
・ 皆さんが作ったゲーム、特に大学生が作ったゲームを、自分たちの手で改造したり、作り直したりする作業は大変だったのではないでしょうか。
・ プログラミングを少しだけかじったことがあるのですが、自分でゲームを作ると、どうしてもシンプルな仕上がりになっちゃうことが多かったんです。でも、今回プレイさせてもらったゲームは、没入感がすごくて、本当に楽しくて夢中になりました!
【引率教員コメント:山本 周】
デジ連の鹿野さんの「皆さんの目の前にあることは変えられないと思っているかもしれないけど、この先もう少し大きくしていけば世の中変えられるかもしれない」という力強いメッセージは、生徒たちが未来の社会を自らの手でより良くしていけるという希望を与えてくれたことと思います。この貴重な経験が、彼らの探究心と可能性を大きく広げる一歩となることを確信しています。今回のイベント参加は、聖学院中学校の生徒にとって、デジタル技術を学び、創造性を発揮し、社会で活躍する大人たちと共に貴重な経験を積む素晴らしい機会となったことでしょう。