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【中高ラグビー部】長野県菅平高原で夏の合同合宿

ラグビー部は、長野県上田市菅平高原において8月6日(水)~9日(土)の3泊4日の日程で夏期合宿を行いました。中学生は都大会で合同チームを組んでいる東京朝鮮中、帝京中、目黒学院中の面々と、高校生も同じく獨協高校の面々とそれぞれ日程の多くで活動をともにし、合同練習や練習試合を多く行いました。
集合時間の7時30分に全部員が集合、チームの荷物をバスに乗せて東京を出発しました。合宿が初めての者や宿泊自体が初めてな中学1年生はやや緊張の面持ちです。

バスはスムーズに高速を抜け、予定通りお昼ごろに宿舎に到着。今回初めてお世話になるホテルダボスタカシマヤさんにご挨拶をしました。この時期の菅平はラグビーの合宿をしに全国各地からラグビー部が訪れる、まさに「ラグビーの聖地」です。街中にはガタイのいい中学生や高校生、さらにその一回り大きな指導者と思しき大人たちが町中を跋扈する、異質な空間です。

ついさっきまで晴れていたと思ったら急に霧が出てきたり、強い雨が降り出したりといった、標高約900mにある菅平高原の変わりやすい天気の洗礼を受けながら、初日の午後はこの合宿で唯一の単独練習を行いました。

顧問からの愛のある(?)フィットネス系中心のメニューにも早くもアップアップなラグビー部員。明日からの連戦に向けて少しでも酸素のうすい環境に身体がなじむよう必死に息を上げ、夜にはOBコーチもミーティングに参加して指導します。

2日目からは中学と高校が分かれ、前述の各校と合流して練習試合、練習試合、練習試合。菅平は、都会の酷暑から離れた涼しい環境であらゆる娯楽から離れてラグビーに打ち込めるのが最大の魅力です。普段接することのない大阪、愛知、神奈川、埼玉、長野、千葉などの各チームと、文字通り身体をぶつけ合いました。その場で初めて会った子たちともチームを組み試合をする、といった四の五の言っていられない環境下で、部員はたくましく成長していきます。宿舎でいただく食事は毎回エネルギーを補充しますが、最終日のバーベキューは特に楽しい時間を過ごしました。

グラウンドで力強くプレーしようとする姿や緊張しながらもチャレンジしてみようとする姿勢、プレー不可能でもやれることは何か考えて行動する姿などが日を追うごとに増え、力強さが感じられるようになり、なんと自身の初トライを挙げる部員も。最終日に撮影した写真には、真っ黒に日焼けした彼らの笑顔がありました。

夏合宿においては、多くの方々のサポートをいただき、誠に感謝申し上げます。さまざまなご不安の中、宿泊に部員を送り出していただいた保護者の方々や忙しい中で仕事の都合をつけ、スポットで指導に来ていただいたOBコーチの方々、関係者の皆様に心より御礼を申し上げます。秋シーズンもチームとして力を発揮できるよう力を尽くします。今後とも応援よろしくお願いいたします。(顧問:銀林圭、小池航太、宮隆允、井上渉)