【高校GIC】生徒主体による、かえつ有明高校との交流会
8月6日(水)、かえつ有明高校と聖学院高校の生徒たちが、互いのプロジェクト活動や学校の特徴を共有することを目的に、合同交流会を開催しました。今回は第1回として、「お互いを知り、仲良くなる」というテーマのもと、生徒が主体となって企画・運営しました。
【カードゲームやクイズで交流を深める】
交流会では、初対面の生徒が多い中でも会話が弾むよう、おやつなどを楽しみながら様々なアクティビティが用意されました。
まず、お互いの価値観を知るため、カードゲーム「ito」を実施。例えば「おにぎりの具の人気順」といったお題に対し、1から100までの数字カードを使って自分の意見を表現し、話し合いました。違う意見を持つ生徒同士が議論を重ねることで、互いの考えを深く知るきっかけになりました。
次に、なぞなぞや漢字ゲーム、間違い探しなどのクイズゲームで盛り上がりました。得意な問題ではチームが白熱し、協力して楽しむ様子が見られました。また、人狼ゲームを行って、頭脳戦を繰り広げる場面もありました。
【プロジェクト活動の共有と今後の展望】
ゲームを通じて打ち解けた後、それぞれの生徒が取り組んでいるプロジェクト活動について発表し合いました。同世代の生徒がどんなことに熱中しているかを知る貴重な機会となり、格式ばらない雰囲気の中で気軽に意見交換ができました。
【参加した生徒の感想】
高2・石塚久高:今回の交流会は、先輩たちが築いてくれた他校との交流を引き継ぐ初めての機会でした。お互いの趣味やプロジェクトについて共有し、ゲームを通じて積極的に会話する場を作ることができてよかったです。次回はさらに新しい学校も招き、交流の輪を広げていきたいです。
高1・大橋琉眞:高校から入学した自分にとって、先輩たちと一緒に外部と活動する初めての機会で、当初は不安もありました。しかし、事前ミーティングを重ねるうちに、安心して自分の意見を言えるようになり、その良い雰囲気が交流会にもつながったと感じています。次回は参加人数を増やし、内容構成にも積極的に関わって、より充実した交流会にしたいです。
【担当教諭:高校GIC統括長・山本 周】
今回の交流会は、生徒自身が目的を掲げ、準備から運営まで主体的に取り組んだことが大きな成果でした。初めて顔を合わせる中でも、カードゲームやクイズ、人狼といった活動を通して自然に会話が広がり、お互いの価値観や考え方を知る場が作られていたことが印象的です。また、事前ミーティングを重ねることで不安を乗り越え、安心して自分の意見を出せる雰囲気を築いた点にも大きな成長を感じます。
交流の中で「他校の生徒がどんな活動に取り組んでいるか」を知ることは、普段の学校生活では得られにくい刺激であり、自身の学びを見直すきっかけにもなります。第1回を終えた今、次回はさらに参加校を広げていく計画があるとのこと。これまでの経験を土台に、より多様なつながりを生み出し、一人ひとりが自分の可能性を広げる機会となることを期待しています。