【海外研修】英語だけじゃない!ブリスベンで深めた異文化交流の2週間
8月6日(水)から18日(月)にかけて、中学3年生から高校2年生までの生徒28名が、オーストラリア・ブリスベンで異文化交流を深める海外研修に参加しました。約2週間にわたるこのプログラムでは、現地の学校での授業やホームステイを通して、英語力だけでなく、オーストラリアの文化や生活を肌で感じる貴重な経験をしました。
【広がる世界、新しい学び】
研修初日、早朝にブリスベンに到着した一行は、まずマウントクーサの展望台から市街を一望。その後、ローンパイン動物園ではコアラやカンガルーと触れ合い、オーストラリアならではの自然を満喫しました。午後には、現地の男子校「Ambrose Treacy College」を訪問し、現地生徒の案内でキャンパスツアーを体験。交流を深めた後、それぞれのホストファミリーと対面し、充実した1日目を終えました。
翌日は、午前中に聖学院の生徒だけで英語の授業を受け、午後からは現地校の生徒たちと一緒に様々な授業に参加しました。また、オーストラリアの学校に特有の「FIRST BREAK」(午前中の間食休憩)や「SECOND BREAK」(昼食休憩)を体験し、現地の学生生活を味わうことができました。
【異文化に触れる、特別な体験】
授業以外にも、様々なアクティビティを通してオーストラリア文化を体験しました。ブーメランやアボリジニーの伝統的な遊びを体験したり、ショッピングセンターでのクイズラリーに挑戦したりしました。特に、クイーンズランド州最大のお祭り「エッカ・ホリデー」に参加できたことは、生徒たちにとって忘れられない思い出となりました。
また、クイーンズランド大学を訪問し、現地の大学生からキャンパスツアーを受け、海外の大学生活について学ぶ機会も得ました。サッカーやオージーフットボールといった現地のスポーツを共に楽しむことで、言葉の壁を越えた交流も生まれました。
最終日には、日本文化の発表会を開き、ホストファミリーや現地校の生徒たちに日本の魅力を紹介しました。たくさんの思い出を胸に、別れを惜しみながらピザとケーキを囲んでささやかなお別れ会を行い、オーストラリアでの研修を締めくくりました。
今年のオーストラリア研修も、生徒たちが広い世界に目を向け、多様な価値観に触れる素晴らしい機会となりました。新しい目を養った生徒たちの今後の活動に期待します。(引率:河野千里)