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【高校旅と鉄道部・中学鉄道研究部】夏合宿・出雲へ

出雲市駅にて

8月4日(月)から7日(木)3泊4日の日程で、夏合宿を行いました。高校生中心(一部、中学3年生もいます)に12名が参加しました。

今回の目標は、「寝台列車 サンライズ出雲に乗る」ことで、復路での乗車計画です。特にサンライズは、乗車チケットが取るのが困難な列車として知られています。2年前に四国合宿で、高松から「サンライズ瀬戸」に乗車した経験もあり、私たちは幸運なことにサンライズが走行する二方向すべて制覇したことになります。

合宿初日、東京方面から東海道本線で西に向かいます。青春18きっぷを使って、熱海、浜松、豊橋、米原で乗り換えをして、10時間ほどかけて京都に向かいました。京都では、グループ行動があり、大阪方面へ出かけて、関西ならではの阪急電車・京阪電車に乗った部員もいました。

熱海から名古屋方面で東海道本線を乗り継ぎました

京都から出雲市へ山陰本線で乗り継ぎました

兵庫県・城崎温泉を通りました

日本海が間近の餘部鉄橋(兵庫県)を渡りました

2日目、早朝から、京都から山陰本線をひたすら進みます。園部、福知山、城崎温泉、餘部鉄橋を通りました。さらに日本海に沿って鳥取、米子、出雲市まで11時間ほど乗車しました。東京から出雲、2日間合計で21時間かけて移動しました。あらためて日本の土地の広さを実感しました。

3日目は、出雲で一日グループ行動を行いました。出雲市駅からJRに乗ってさらに西へ進んだグループもいました。出雲には「一畑電車」という鉄道が走っています。京王・富士急で使用していた車両が第二の人生を歩んでいて、景色がきれいなところを走行しています。

対向列車の行き違いのときにも撮影は欠かせません

アニメのラッピング列車に乗りました

一畑電車はサイクリングを楽しむ乗客もいました

出雲大社神楽殿の有名な大しめ縄

グループ行動のあと、いよいよ「サンライズ出雲」に乗りました。前回乗車した時と同様「ノビノビ座席」に乗車し、車内の様子や列車から流れる放送など、生徒たちも大変興奮していました。約11時間かけて朝7時過ぎに東京駅に着き、解散となりました。普段、東京近郊では乗ることができない鉄道に乗って、大変充実した合宿となりました。(顧問:鹿島永好、宮 聡)

出雲市駅からサンライズ出雲に乗車します

行先はもちろん東京行きです

ノビノビ座席でくつろぎます

東京駅で解散しました

【合宿行程】
1日目:4日(月)
池袋―赤羽―熱海―浜松―豊橋―大垣―米原―京都
京都でグループ行動
2日目:5日(火)
京都―園部―福知山―城崎温泉―鳥取―米子―出雲市
3日目:6日(水)
出雲市でグループ行動
出雲市―(サンライズ出雲 伯備線・山陽本線・東海道本線経由)―東京7日(木)朝 到着