【高2理系】身近なところに研究のタネが!理科課題研究発表会
理科課題研究発表会を9月27日(土)に開催しました。 これは、理系選択の高校2年生が、自分で設定した研究テーマに基づき、実験・観察した内容をポスターにまとめ、グループごとに発表するイベントです。午後1時にスタートし午後3時30分まで、会場のいたるところで様々な発表が繰り広げられました。
生徒たちは、担当教員の指導の下、まず身近な疑問点の洗い出しから始め、先行研究調査を経てテーマを決定。さらに仮説を設定し、実験計画を立てて実験・観察に取り組み、その結果から考察を深めてポスターにまとめ上げました。
4月から約6カ月かけて取り組んだ研究には創意工夫が凝らされ、ポスターやプレゼンテーションには熱い想いが込められていました。特に、研究テーマは、普段の生活の中で抱いた小さな疑問から生まれたものが多く、「荷物の重心の位置が長距離歩行に与える影響」「周囲の振動が集中力にどう影響するか」「なぜ体に力が入っていると水に浮かないのか」など、高校生ならではの身近で柔軟な発想が光るものが多く見られました。
当日は、元東京理科大教授の先生や、NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)の学生、そして理系進学を目指す高校1年生も見学に来ており、会場は熱気に溢れていました。(担当教諭:相澤睦)