【中2】学びと協働の新しい形!第1回「Co-Lab(コーラボ)」開催
10月4日(土)放課後に、中学2年生の新しい取り組み「Co-Lab(コーラボ)」の第1回目を開催しました。
【互いの力を引き出す協働の場】
「Co-Lab」は、Collaborate(協働する)とLab(実験室)を組み合わせた言葉です。この取り組みの目的は、自分の「得意なこと・力になれること」と「不得意なこと・力になってほしいこと」をマッチングさせ、学び合いや助け合いを通して生徒同士が共に高め合うことです。
この活動を通して、生徒たちは人と深く関わることで、一人では気づけなかった自分や友人の強みを発見する機会を得ます。自分の知識が誰かの役に立つ喜びを知り、素直に助けを求めることの大切さを学ぶ、相互理解の場です。今回は、その第一歩として2学期の中間考査に焦点を当てて実施しました。
【事前準備から当日の熱気】
活動の進め方は、まず生徒が「力になれること」と「力になってほしいこと」をカードに記入し、廊下の掲示板に掲示します。生徒たちはそれを見て興味のある内容のボックスに希望を入れ、当日のメンバーを決めました。
当日は、会場に和やかで活発な雰囲気が広がり、生徒たちは真剣に相手の話に耳を傾け、丁寧に教えたり伝えたりする姿が見られました。教える側は理解を深め、教わる側は苦手意識を克服するきっかけを得るなど、活発な相互作用が生まれました。その熱気に誘われ、当日飛び入りで参加する生徒もいるほどの盛り上がりでした。
【生徒からの高い反響と今後の展望】
活動後の感想では、「ぜひまた参加したい」「毎週やって欲しい」といった継続を望む声や、「相手がどういう考え方をしているのか知れてよかった」など、単なる学習支援に留まらない、学びの多様性に触れた前向きな声が多数聞かれました。
今回の成功を受け、学校としてもこの「Co-Lab」が生徒たちの内発的な学習意欲を刺激した証拠だと捉えています。今後は学習支援だけでなく、探究活動や学校生活全般における協働の場へと発展させ、継続的に実施していく方針です。(D組担任:細川梨乃)