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【授業now】高Ⅱ現代の社会-生徒間での学び合いをベースとしたアクティブラーニング

高校Ⅱ年の社会科の「現代の社会」では、教師からの一方通行ではない、生徒間での学びあいをベースとしたアクティブラーニングを展開しています。

6月は株式会社マイナビが主催するキャリア甲子園に出品をしました。資生堂から出された「2020年の若者に「清潔」「爽やか」を提供する商品を考えよう」というテーマに対して、「部活動に熱中する生徒をターゲットに、汗をかくことでいい匂いになる商品」や「オリンピックで多くの訪日するアジア系の女性向けに、ムースで使える日焼け止め商品」など、「顧客はだれか」「ニーズは何か」「それを解決するための商品・サービスはどのようなものが考えられるか」をしっかりと意識した商品提案が多かったことが印象的でした。結果、A組1班「チムチムドンドン」の提案が書類審査を通過し、7月26日に行われる東日本ブロック予選に進出することになりました。

また、6月後半には株式会社教育と探求社と三菱UFJモルガン・スタンレー証券による「株の力」という教材に取り組みました。新聞広告を作成する、というミッションが与えられたわけですが、キャッチコピー、ボディーコピー、メインビジュアルをどのように組み合わせるのか、生徒たちは悪戦苦闘していました。探究型学習塾を運営するa.schoolの岩田様にもご協力をいただき、キャッチコピーの作り方をご教授いただくなど、生徒たちは基本的なスキルを用いながら、自分たちなりの納得解を見つけようとしていました。

7月上旬には、生活保護のサポートや貧困問題に取り組むNPO法人もやいの大西様にご来校いただき、生徒と討論しました。

以上で1学期の「現代の社会」は終了します。2学期には大学生が中心の教育NPO団体であるROJEとの協働や、社会保険労務士会の方々との協働授業を考えています。