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【授業now】中3社会科-「クエストカップ」への取り組み

週に2時間を座学、週に1時間を(株)教育と探求社が提供するクエストカップに取り組んでいます。

クエストカップへの取り組みとしては、6月からいよいよ本格化。企業からのミッションが与えられ、そのミッションに対して段階を踏んでグループの意見を形成していきます。まずはテーマに対して、グループで自由なブレスト。次に、ミッション内のそれぞれの単語の一つずつを意識してブレスト。その後、似たような意見をまとめ(=グルーピング)、名前をつけました(=ネーミング)。9月のはじめに中間発表を控えているため、夏休みには自分達で予定を合わせて自分達の意見をまとめていきます。

また、週に2時間の座学では、1時間1テーマ進んでいきます。期末考査前の最後の1時間では、単なる自習ではなく、アクティブラーニング的な要素を取り入れました。生徒を集中(フロー)状態に入れるためには、緩急が必要になります。最初の15分は2人組に分かれ、ノートを見ながら問題の出し合い。座っている生徒が問題をだし、立っている生徒は問題に答えられたら座れます。攻守交代を繰り返しながら、期末考査の全範囲を確認します。その後、生徒個人で15分間はノートをみながら再度、知識の確認をします。最後の15分間は、再び2人組になります。このフェーズでは問題に答えるために立っている生徒はノートを見ることができません。

このようにクエストも自習も、ちょっとした学習環境をデザインすることにより、生徒たちの集中状態に入れる仕掛けづくりをしています。