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【学外行事】タイ研修旅行7日目~11日目報告

タイ研修旅行7日目

タイでは1月の第2土曜日が「子どもの日」とされています。
この日に合わせて、ご寄付をいただいたこいのぼりを設置しました。

廃材の中から適当な支柱を選び、ヤスリをかけ塗装しました。
支柱を立てる基礎作りには苦労しましたが、コック川沿いの最適な場所に設置完了。
技術科教諭内田先生と、なんでもできるMKF専属牧師アジャーンチュさんの見事な連携でした。

この日、WiFi敷設プロジェクトも成功を収めました。
ここメーコック財団では2014年の大きな落雷によって客室でのWiFi使用ができなくなっていました。
それを再び可能にするため、タイの法規に適合した機材選び、機材の設置方法など、プロのIT技術者の指導を受けてプロジェクトを進めてきました。
これにより全客室に快適なネット環境を提供し、かつ、施設外に電波が漏れないという絶妙な設定をすることができました。

チェンマイの高校プリンス・ロイヤル・カレッジ(PRC)のみなさんとの交流もさらに深まり、グループで談笑する様子が方々に見受けられるようになりました。

タイ研修旅行8日目

PRCの生徒さん達は我々より一足先にチェンマイへ帰ります。
見送りをした後、メーコック財団内チャペルでの礼拝に参加しました。

午後からは対岸のエレファントキャンプへ行って、ゾウに乗って楽しみました。
ここにエレファントキャンプを開いたことによって、人が集まり村ができました。
大きな学校もあります。観光が地域を活性化させる一つの成功例です。他、コック川を上り下りするスピードボートのサービスや温泉施設の開発、トレッキングコースの設置などにより、この地域の特性を活かす活動が展開されています。

生徒諸君には、旅を楽しみながら旅のもつ可能性についても考えを深めることも求めています。

タイ研修旅行9日目
メーコック財団からチェンマイへバス移動。
なんと昨日別れたPRCの生徒さんたちが我々を出迎えてくれました。
チェンマイ空港では互いに涙のお別れ。
よい交流ができていたことを実感しました。

タイ研修旅行10日目
5グループに分かれ、チュラーロンコーン大学(CU)文学部で日本語を学ぶ学生とともにバンコク市街を散策しました。
北タイと都心の格差から考えを広めてもらいたいと企画しました。
ワット・ポーなどの有名な寺院の他、CU構内も見学させていただきました。
CUの学生に交じって学食を利用しましたが、30バーツ(105円ほど)で十分な食事ができました。
大学外のレストランは東京とさほど変わらないほどの値段ですから、学食の安さは格別です。

アカ族の人たちを差別してしまう気持ちはありますか?―― CUの学生にそんなストレートな質問をぶつけた生徒がいました。

差別も何も、少数民族のことを気にかけたことがない――というのが彼女の答えでした。山岳少数民族の存在にほとんど関心をもたないことがCU学生の標準かどうかは分かりませんが、少なくとも彼女の属するコミュニティで話題になるようなことはないのでしょう。

それでも、メーコック財団の活動について説明すると関心をもち始めました。ぜひ訪問してみたいとのことでした。

タイ研修旅行11日目
アユタヤ遺跡見学をもってタイ研修旅行が終わります。
400年前、言語や習慣の違いを乗り越えアユタヤ王朝の重臣として活躍した山田長政は、今でいうグローバル人材であったにちがいありません。

 

MKFでの山岳少数民族の子供たち、プリンス・ロイヤル・カレッジの生徒たち、アカ族ホイナムグン村の村人たち、チュラーロンコーン大学の学生たち、そして、人生をかけてNGO活動を展開するリーダーたち。多様で濃密な交流がありました。

 

この体験を各自が文章にまとめ、それらを報告書として出版します。お楽しみにお待ちください。

引率教諭 伊藤豊・内田真哉