SEIG NEWS

【授業now】高Ⅱ「現代の社会」

高校Ⅱ年の社会科の「現代の社会」では、教師からの一方通行ではない、生徒間での学びあいをベースとしたアクティブラーニングを展開しています。この授業では、定期考査などのペーパーテストでは測れないジェネリックスキル(汎用的能力)の獲得、学びのモチベーションの向上を目的としています。
3学期の授業のテーマは「社会とのつながりを意識する」。多くの外部団体の方と協働授業を行なっていきます。1月の最初の授業では、シナリオにしたがって刑事裁判を行い、論点を整理・把握し、有罪派と無罪派に分かれて議論しました。
その後、第二東京弁護士会の方々にご協力をいただき、「学校でバイオリンが壊れてしまった」という仮想の事件についてロールプレイを行いながら、登場人物になりきり、納得解を作り上げました。生徒達は合意形成の難しさを学んだようでした。
現在、NPOYouth Createにご協力をいただき、「政治について考える」授業を行なっています。生徒達は自分達の身近なものが実は政治に関連していることを感じているようです。