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高校2年生 日本キリスト教海外医療協力会の講演を行いました

 高校Ⅱ年の現代社会の授業で、日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)の方にご来校いただき、講演をしていただきました。「国際経済」の単元の中で自由貿易と保護貿易、外国為替、南北問題などについて学習しています。冷戦体制が崩壊し、ボーダレス社会、グローバリゼーション化が進展する中、世界の貧富の格差はますます拡大しています。先進国が富を独占し、発展途上国の人々は飢餓に苦しんでいる現実があります。そのような中で先進国に住む者として何ができるのか、何をしなければならないのか、ということを考えてもらいたいと思い、講演会を実施しました。
 今回の講師である倉辻さんは、タンザニアに派遣され、小児科医として活動されました。最後に「なぜ、このような貢献活動をしたのか?」という質問に対して、「小さい頃に読んだシュバイツアーの本に感銘を受けた」という答えを返されました。
 生徒たちには、「どのように生きたいのか?」「将来、人のために、社会のためにできることは何だろうか?」ということを、たくさんの話を聞き、本を読み、考えてもらいたいと思っています。