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【授業now】高2社会「現代の社会」1月授業報告

高2の「現代の社会」では、教師からの一方通行ではない、生徒間での学びあいをベースとしたアクティブラーニングを展開しています。この授業では、定期考査などのペーパーテストでは測れないジェネリックスキル(汎用的能力)の獲得、学びのモチベーションの向上を目的としています。

2学期に取り組んだキャリア甲子園は、本校から2チームが1次審査を通過し、動画審査に進出しました。そして、その内の1チームが動画審査も通過し、準決勝へと進出しました!アツい想いが全国56チームの中に入れたことを嬉しく思います。2月の準決勝に向け、さらなるブラッシュアップを続けていきます。

1月は、「表現の幅を広げ、その特徴を掴む」をテーマに、本校卒業生で現在役者をされている十代修介さんをお招きし、芝居という形で人に伝えることを学びました。

また「論理的に物事を考える」「よいコミュニケーション」をテーマに人狼ゲームを行いました。人狼ゲームは、「参加者の発言のどこに論理性があったか」を探り、戦略としての嘘をどう暴くかに熱が入りました。相手を納得させた人狼チームは、非常に心地よい表情をしていました。一方で、発言のチャンスを失い流されてしまう参加者もおり、どのタイミングで関わることが有効かを振り返っていました。

さらに「問題の発見、解決案を考える」「情報を収集する、発信する」をテーマに模擬刑事裁判を行いました。模擬刑事裁判では、架空の刑事事件を裁判しました。実際の法廷のように机を並べ、被告、検察、裁判官、弁護人、証人を演じました。「疑わしきは被告人の利益に」という原則と、実際の裁判の様子とを比較することで、揺れる判決が見どころでした。

2月は、学校のPRを動画で行う「学校CM」、1年間の学びを振り返るポスターセッションを予定しています。