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「どんなことにも感謝しなさい。」

7月8日から中学1年生の保護者面談をスタートしました。一学期を終えようとしている時期に生徒や保護者の方々がどんなことを考え、どんなことに困難を感じているかを伺い、学校としてサポートできることがあれば対応してしきたいというのがこの面談の目的です。希望される方から申し出をいただきスケジュール化して始めています。在籍149名のうち、希望者が61名です。感謝です。
面談は30分の短い時間ですが、校長室で身近にお話しできるこの時間はとても新鮮で貴重なひと時です。一人ひとりの生徒が楽しんで学校生活を送っていることを伺うと保護者と一緒に喜んでいます。今、6年間の学院生活を始めたばかりの生徒が卒業するときにはどんな気持ちで卒業してくれるか、楽しみでもあり学校として生徒一人一人の成長をサポートする責任を感じます。満足してこの3月に卒業した生徒の言葉を紹介します。
「私は、4人兄妹の3番目に生まれ、幼稚園から今日までほぼ毎日お弁当を作ってくれた母、家族を養い、金銭面で苦労させなかった父、革靴を毎日磨いてくれた祖母、送り迎えをしてくれた祖父、学校で悪さをした時に沢山叱ってくれた先生方、私と出会ってくれた友達、そして、全てに感謝である。最後に、私が伝えたい事は、人は他人の協力なしでは生きていけない。だから、感謝を忘れず、様々な人とこれから出会う時間を大切にすることである。私が聖学院で過ごした時間は、一生の財産になるだろう。これからも迷惑をかけるかもしれないが、Only One for Others を胸に堂々と人生を楽しみ生きていきたいと思う。」
「どんなことにも感謝しなさい。」(テサロニケの信徒への手紙一 5章18節)