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【高1GIC/Immersion】サステナブルタウンをデザインする

サステナブルタウンをデザインし、英語でプレゼンをする金くん

Global Innovation Class の高1E組における毎週月曜日の5・6時限授業は、Immersion SDGs です。SDGs を英語で学ぶ授業で、現代社会・家庭科などの内容を中心に、英語でディスカッション・プレゼンテーションを行います。異文化におけるコミュニケーションや社会課題について英語で議論し、シンキング・ストラテジーやリーダーシップなどのスキルマインドを取得し、社会とつながるツールとしての英語力を身につけるプログラムです。担当の小池航太教諭と塩田テレサ教諭をはじめ、授業中は生徒たちも挨拶や説明、質問や答えを英語で展開していきます。

左)テレサ教諭 右)小池教諭

1学期のテーマは「サステナブルタウンをデザインする」です。5つのグループに分かれて、自分たちが理想とする持続可能な街をデザインします。「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「ジェンダー平等を実現しよう」「働きがいも経済成長も」「人や国の不平等をなくそう」「住み続けられるまちづくりを」「つくる責任つかう責任」「気候変動に具体的な対策を」「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさを守ろう」「平和と公正をすべての人に」・・・そんな街づくりに、生徒たちは一つずつ前向きに取り組んでいきました。

1グループは5~6名で編成。MacBookは全員に配付

6月21日(月)には、岡山大学経済学部の福士純教授に「Multiculturalism Policy and Immigration in Canada」と題してオンラインで講義をしていただく機会もありました。移民の受け入れについて先進的な取り組みをしている、カナダの多文化主義政策について、英語で講義を聞き、多様な人種・宗教・ジェンダーの共存がどうすれば実現できるか学びました。

福士教授のオンライン授業を受けている様子

授業は画面共有

6月28日(月)は、いよいよ1学期の総まとめ、グループごとの発表です。模造紙でポスターを作ったり、PowerPoint でスライドを用意したり、グループ内で分担しながら工夫を凝らして進めていきました。生徒たちにとって一番の難関は、英語でのプレゼンテーション。もともと英語が得意だった生徒は、細かいニュアンスや聴衆たちとのやり取りを混ぜながら発表していきました。そして、4月当初は英語に手こずっていた生徒も、この日までに英語が得意なクラスメイトと一緒に練習をして、堂々と発表に臨んでいました。彼らの成長具合に小池教諭たちは驚いていました。

ポスターづくり

アイディアはすぐに反映

グループの個性が出ます

グループごとの発表ですが全員がプレゼンします

街の名前を考えて英語で説明

仲間のプレゼンを熱心に聞きます