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【全校避難訓練】一人ひとりがいのちを守る行動を学ぶ

今年の全校避難訓練は、午前組と午後組に分かれて行いました

本校では、一年に一度必ず全校避難訓練を実施しています。本日9月22日(水)秋晴れの中、震度6の地震及び火災発生を想定した避難訓練を行いました。生徒だけでなく、教員たちにとっても大事な訓練です。

地震が発生したとき、まずは身の安全を確保します。教室にいた生徒たちは、いっせいに机の下に体を隠しました。教員たちは情報収集をして緊急放送を流し、生徒たちにグラウンドへ避難するよう指示を出しました。生徒たちは担任の声のもと、順序よく速やかに教室を出発しました。

中1教室、机の下に隠れます

緊急放送をいれる日野田総務統括部長

校舎から出てグラウンドへ向かいます

押さない・駆けない・しゃべらない・戻らないの徹底をし、階段では上階からの避難誘導を優先しながら、無事にグラウンドに集まった生徒と教員たちに、伊藤校長からお話がありました。「日本は世界の中でも天災が多く、私たち自身もこれまでたくさんの災害を経験しています。普段は忘れていても、災害は突然やってくるので、避難訓練の時間を大事にし、今一度必要な行動を忘れないように」と、語りました。

日野田総務統括部長からは「災害時にはデマが流れることが多い。惑わされずに、これまで見たり体験してきた災害での学びを通して、自分で考えて判断できる人になってほしい」と、今日の生徒たちの動きを称賛し、結びました。

グラウンドに集合した生徒・教職員たち

避難訓練の大切さを語る伊藤校長

自然災害や事件・事故が起きた時、パニックになることがわかっているからこそ、いのちを守るための最初の行動を知っておくことが大事になります。一人ひとりが危険に気づき、自分や自分の大切な人を守るための行動を忘れないため、私たちはこれからも避難訓練を大切に行っていきます。