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【中1】北アルプス登山に備えて「歩く会」を実施

ゴールの八広駅河川敷で喜びのVサイン!

3月8日(水)、雲一つない青空の下、中学1年生が荒川河川敷17kmを歩いてきました。彼らは中学2年生に進学すると、学年行事として5月に夏期学校を行い、北アルプス登山に挑戦します。登頂するための体力やメンタルを鍛える機会として、この「歩く会」を企画しました。

出発はJR埼京線の浮間舟渡駅。班ごとクラスごとに出発です。浮間舟渡駅からすぐに土手に上がり、ゴールに設定した京成電鉄押上線の八広駅をただひたすら目指します。途中のチェックポイントは3カ所。それぞれの場所には、保護者のボランティアの方々がサポートに駆けつけ、生徒たちを見守ってくれました。

最初は元気だった生徒たちも、第1チェックポイントを過ぎ、第2チェックポイントを目指すあたりから、少しずつ疲れが見えてきました。「先生、足がもうやばいです」「お昼はまだですか」という声が聞こえ始めてやっと第2チェックポイントに到着。しかし、お昼はそこから約1時間後の第3チェックポイントの虹の広場です。それでも生徒たちは、しりとりをしたり、替え歌を歌ってみたり、河原に生える植物や虫に目を留めたりしながら、頑張って歩き続けました。

そして、昼食場所の虹の広場に到着!生徒たちは川沿いのブロックに腰を下ろし、楽しそうにおにぎりやサンドイッチを頬張っていました。さすがだな、と思ったのは、昼食後は元気を取り戻していたことです。残すところ後約1時間でゴールです。「あの陸橋がゴールだよ」と教えてあげると、がぜん元気が出てきたようで、最後までしっかりと歩いてくれました。

虹の広場に到着、お昼ごはんを食べてエネルギー注入!

中1として初めての学年行事だったこの「歩く会」。なんだかんだ言いながらも楽しそうに歩いていた彼らの姿が印象的でした。この体験を通して、一人一人がそれぞれの思いを持ってくれることを願いながら、中2の学年行事に向けてギアを入れていきます。

全員に「完歩賞」が手渡されました