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【中1家庭科】食生活分野・バランスの良いお弁当を考えよう

栄養バランスの良いお弁当を考えよう!

中学1年生の1学期は、家庭科の授業における「食に関する学習」を行い、生徒たちが健全な食生活を自ら築き、生涯にわたる健康的な生活を送るための基礎を培うことを目標としています。

【目標】
[知識・技能の習得]
食事の重要性や栄養のバランス、食文化等についての理解を深める。健康で健全な食生活に関する知識や基本的な調理技能を身につける。

[思考力・判断力・表現力の育成]
正しい知識・情報に基づいて、食品の品質や安全性について自ら判断できる能力を養う。望ましい食生活を考え、工夫して実践する力を身につける。

[学びに向かう力・人間性の涵養]
食事に興味・関心を持ち、健全な日常生活の基盤を支えるために、栄養バランスに配慮した食生活を実践しようとする態度を養う。食べ物を大切にし、食料の生産等に関わる人々へ感謝する心を育む。

5大栄養素について説明をする細川教諭

成長期の中学生にとって”食べる”知識の重要性

主食・主菜・副菜の組み合わせをみんなで選ぶ

【学びの内容】
食事の役割:成長期の中学生にとっての食事の重要性(心身の成長、学力向上、活動エネルギー源など)。

生活習慣と食事:不規則な食事、朝食欠食、偏った栄養摂取などの問題点と、規則正しい食習慣の重要性。

中学生に必要な栄養素: 5大栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル)の種類と働き、それぞれの栄養素を含む食品について学ぶ。

食品と栄養素・食品群:栄養素の働きから食品を分類する。バランスの取れた献立の考え方。

1日分の献立:自分の食生活を振り返り、栄養バランスや適切な食事量について考える。

食品の安全と情報:食中毒の予防など、食品の安全性に関する基礎知識。

カレーライスに必要なおかずは何だろう

食品群の一覧を参考にしながらバランスを考える

お弁当づくりのポイント

単に知識を教えるだけでなく、生徒たちが主体的に食と向き合い、健康的な生活を送るための実践的な作業として、上記の学習内容に沿って自分が食べる「バランスの良いお弁当」の献立を作りました。
教科書から食材の栄養素を見比べ、各国や日本のランチメニューを見ながら、自身の好物がお弁当に適しているかどうか考え、お弁当箱のイラストをカラフルに描いていきました。

おかず何にする⁉とクラスメイトで意見交換

お弁当箱の枠組みにメニューを描く

細川教諭に質問にいく生徒

色塗り作業でお弁当に彩りを