【中高バドミントン部】3泊4日の夏の校内合宿
8月4日(月)から7日(木)までの3泊4日で、バドミントン部の夏の校内合宿を実施しました。今年は36名が参加し、例年になく大規模な合宿となりました。中学1年生は通いでの参加でしたが、合宿のミーティングには中学1年生から高校2年生まで総勢50名が顔をそろえました。
合宿の4日間は、朝から晩までバドミントン漬けの日々でした。普段の練習に加え、ランニングや縄跳び、腕立て伏せ、スクワットなど、基礎体力を向上させるメニューにも挑戦しました。
【OBとの交流と成長】
夜の練習では、OBの方々が指導に来てくださいました。40年以上前に卒業された方から現役の大学生まで、世代を超えた交流が実現しました。3泊目の夜には、高校生たちがOBと試合を行い、都大会に向けた貴重なアドバイスを得ることで、自身の課題を見つけることができました。最終日には、中学1・2年生が参加するシングルス勝ち抜き戦を実施。試合経験の少ない中学1年生も、先輩の助言を受けながら奮闘しました。審判も担当することで、ルールへの理解も深まりました。
【”つながり”が育むチームの文化】
今回の合宿では、「リーダー」「サポーター」「フォロワー」という3つのキーワードを共有しました。寝食をともにする中で、部員一人ひとりが自分の役割を意識しながら行動する姿は印象的でした。
聖学院バドミントン部の魅力は、先輩と後輩の深いつながりです。かつて先輩に支えられた経験があるからこそ、今度は自分が後輩を支える。この文化は、何十年にもわたって受け継がれてきました。今回の合宿を通して、この伝統を体感できたことは、部員たちにとってかけがえのない経験となったはずです。技術の向上だけでなく、人としての成長にもつながる、この世代を超えたコミュニケーションこそが、聖学院バドミントン部の誇るべき文化なのです。(顧問:福地修二・福井純平・増本恒)