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【授業now】高2現代社会 哲学対話を行いました

12月3日(木)4限の高2Eクラスでは、現代社会授業の一つ「哲学対話」を行いました。上智大学の学生二人(堀田和幸さん、野村集平さん)がサポートに入り、テーマに沿った対話が熱く繰り広げられました。あくまでも「対話」ですので、批判や反論が起こるディペートなどと違い、自分たち一人ひとりの考えを伝えて受け入れる意見交換会です。

対話したいテーマは、二つ決めます。生徒たちの中から日々起こる身近なことを中心に、男子高校生らしいテーマが全部で31個集まりました。机に伏せ目隠しの挙手を行い、多数決によって選出されると、それぞれのテーマに参加したいグループに分かれ、早速、対話スタートです。

話しているうちに自分の考えが変わってもOKですし、何も話さなくてもOK。同意をしてもいいし、意見を違えても構いません。哲学対話には“自由”が大前提なのです。本当は聞いてみたいけれども今更聞けないことや、友だち同士でも話題に出しにくいことを、クラスの授業という場で吐き出し、哲学的に考える機会があるということ、実はとても貴重なのです。