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【クラブ活動】中学バドミントン部 冬季シングルス大会報告

1月19日(日)に北区中学校バドミントン部冬季シングルス大会が開催されました。今年度の聖学院中学校バドミントン部は、中1が10名、中2が13名で構成されており、例年に比べて多い人数が所属しています。今回は、ほぼ全員が試合に出場することができました。

中学1年生にとっては、初めての大会になった部員も多く、初めて経験する試合に圧倒されつつも、良い経験を積むことができました。今回引率して、シングルス大会であったにも関わらず、一つのチームとして23名が一丸となって戦っていると思わせるような雰囲気を感じました。集合から、試合から、観戦から、審判から、解散まで、一つになっていました。

今回の大会で最も活躍したのは、3位に輝いた中2の石川君でした。彼のバドミントンのスタイルは、緩急を使い、長くラリーを続け、相手が予想していないところにうまく落とすことです。コート全体を見て冷静にプレーができる類まれな選手です。3位に入賞したので、全体でも最後に表彰されました。さらには、中2の蔡君も同様に勝ち進み、ベスト8に入りました。こちらも素晴らしい結果です。また、何よりも彼らを助けたのが、仲間からの応援でした。中学生22人と高校生数人が駆けつけてくれて、非常に心強かったと思います。

聖学院のバドミントン部は、先輩が後輩の指導をするという伝統があり、その意味で後輩の試合にもほとんど毎回多くの先輩が駆けつけます。そこも後輩たちのモチベーションとなり、練習以上の結果を出すことが多くあります。また、先輩に「ここまでやってもらったのだから大丈夫」だという安心感があり、自信がつきます。この大所帯の中学生が今後どのような活躍を見せてくれるのかもとても楽しみです。(顧問:伊藤大輔)