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With Corona の時代を生きる

7月17日(金)、都内で新たに新型コロナウイルスの感染者が293人報告されました。2日連続で過去最多を更新し、都内の新規感染者数は今月に入ってからほぼ連日、3桁となっています。第二波への懸念が出てきているところですが、学校としては今後もウイルス感染リスクを減らすためにできる限りの対策をとりながら生徒の健康と安全を最優先にしてゆく所存です。

明後日20日(月)からは期末考査が始まりますが、例年、中学1年生は5月20日前後に中間考査を体験し、そこで初めて小学校との大きな違いを知り、その経験を基にして期末考査の対策を立てるものですが、今年はその中間考査を体験することなく、初めての定期考査である期末考査を受けることになります。ですから、期待よりも不安の方が大きいのではないかと想像しています。このような状況だからこそ、生徒諸君には焦らず、今できることに集中して取り組んでもらいたいと思います。

本校では、4月からこれまでネットを通して、或いは教室での放送を通して、全校礼拝を守ってきました。折に適ってなされる聖書のことばにある時は支えられ、慰められ、またある時は新たな希望を与えられて、このコロナ禍の中を一学期が終わりに近づいた今日まで守られてきたことを思い返し感謝したいと思います。

終わりに一言付け加えさせていただきますが、前回の校長ブログで、第91期ヒューリック杯棋聖戦のことを紹介したばかりですが、一昨日7月16日、その棋聖戦において藤井聡太七段(17)が本校卒業生の渡辺明棋聖を3勝1敗で破り史上最年少での棋聖タイトル獲得のニュースが全国に流れました。個人的には残念な気持ちですが、藤井新棋聖にはこれから益々活躍してもらいたいと思います。これで渡辺明は二冠となったわけですが、今後も藤井聡太棋聖とは幾多のレベルの高い棋戦を見せてくれるはずです。そして、多くの将棋ファンを喜ばせてくれることを期待し、エールを送りたいと思います。

「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練にあわせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」(コリントの信徒への手紙10章13節)