SEIG NEWS

【報告】中3 登校生徒と在宅生徒 全員揃って「オンライン終礼」

C組 伊藤隆之教諭のクラス

2020年度は新型コロナ感染症予防の為、オンライン授業や分散登校といった対策を行ってまいりました。
生徒たちは同じクラスであっても約半数の友達と実際に会えないまま7月を迎えることとなりました。
出席番号がひとつ違う会えない仲間のことを寂しく思いながら日直日誌でお互いを励まし合うという友情も生まれていました。

そのような状況の中、各学年で様々な取り組みが行われています。

中3学年では 昨日登校の出席番号「偶数の生徒」と自宅で授業を受けている「奇数の生徒」が一斉に顔合わせできる機会を設け、各クラスで15分間の「オンライン終礼」を行いました。

これまでオンライン授業等で顔を合わすことはありましたが、しっかりお互いの存在を意識して一堂に会するのは初めてです。

クラスメイトを繋ぐため、先生方は準備に奔走しました。

奔走する教員

クラスを映すカメラの設営

Meetに繋ぎます

セッティングが終わり、自宅から参加してくるのを待ちます。

在宅生徒の参加を待つ様子

続々と参加

教室からも参加しました

いよいよ終礼の開始です。
提出物の確認や係決めを行いました。係を引き受けてくれた友達に拍手が起こっていました。

在宅の友達の顔を見ながら

係りが決まって拍手

「登校した皆さんは傘を忘れずに持ち帰りましょう」等、先生からのアナウンス後、お祈りをして最後の「さようなら」の挨拶です。

家にいる皆にさようなら

手を振り合ってお別れしました

画面越しながらお互いの言動に歓声が沸く場面もあり、久々に全員で行った終礼は生徒たちに朗らかな笑顔をもたらしました。

教室で揃ってHRが出来ることを祈り願い、感染症対策を心がけつつ今後も生徒たちの学校生活を展開してまいります。