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卒業してからも歌い継がれる校歌と賛美歌312番

5月19日(土)に二つの同窓会がもたれました。一つはお昼に行われた「椎陵53会」と称する第53回生の同窓会。この方々は何と喜寿(77歳)を迎えられ、41名が元気に集まってこられました。賛美歌312番を声を合わせて歌い、食事をしながら出席者一人ひとりが短く近況を話して下さいました。また、出席できなかった方々からのメールによる近況報告もプリントされていました。高校を卒業して60年になろうとしている方々の嬉しそうな顔、顔、顔。終わりに校歌と賛美歌405番を合唱し、来年の再会を誓いました。

 もう一つは午後3時から本校講堂で行われた第91回生の同窓会。卒業20周年を覚えて企画されました。第一部の礼拝後、思い出の会をもちました。旧担任の先生方をお招きし、既に亡くなられた先生方の生前の動画や写真を見て偲ぶ時をもちました。中には卒業して初めて学校に来たという卒業生も数名いました。彼らは2000年に完成した今の校舎・講堂が建設される前に卒業した方々です。一人ひとり懐かしい思いを胸に声を合わせて校歌と賛美歌312番を歌いました。母校聖学院によって結びあわされ、皆の心に消えることなく息づいている仲間の絆の強さを思わされました。