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「父が楽しみを得 あなたを生んだ母が喜び踊るようにせよ。」

8月10日~16日までの学校閉鎖期間が明けて、クラブ活動や生徒会活動が再開されています。私も7月8日から始めた中学1年生の保護者面談を再開しました。

ある生徒は、第一回目の入試に不合格となり、家で泣いて落ち込んでしまい、「もう明日は試験なんか受けない」と言って寝てしまったそうです。しかし、翌朝、母親が「嫌なら無理に受けなくてもいいのよ。」と言ったところ、「受ける。」と言って二日目を受験したそうです。そして、第二回目の入試で見事合格することができ、家族皆で泣いて喜んだそうです。

この生徒にとって入試の合格が大きな自信となったことは明らかで、小学校の時は運動系には関心も無かったのに、入学してから積極的に運動クラブに入部し、そのクラブのよい先輩や仲間に恵まれ、一学期はとても楽しい学校生活を送ることができ、本人はもとよりご両親もとても満足して下さっておりました。彼にとって聖学院は、school of schools とのことです。担任の先生や授業の先生が大好きのようで、英語の授業も楽しく、本校の海外研修プログラムや留学にも関心を持っているようです。

研修プログラムと言えば、8月に入ってからはオーストラリア研修が1日~15日、カンボジア研修が2日~11日まで行われました。そして、イングリシュキャンプが20日~22日まで行われています。大変暑い中での引率の先生方のお働きを感謝しています。異文化体験や語学研修を通して目指しているのは生徒の幸せ、そして Only One for Others の教育理念を体現した人間育成です。

「父が楽しみを得 あなたを生んだ母が喜び踊るようにせよ。」(箴言23章25節)