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中3勉強合宿の報告

 中学3年生の夏休みに、4泊5日の勉強合宿を行っています。参加者はAdvancedの生徒たちとRegularから選抜された生徒たちです。生徒たちは伊香保の旅館に泊まり、朝8時半から夜10時まで、英語と数学の勉強をします。
 この合宿では、ただ講義を聞いて演習するという勉強だけでなく、「自立学習」と銘打って自ら学ぶ訓練もします。英語では、中学で学んだ文法を活用して、応用構文を理解することを目標にし、数学では参考書を利用して自ら学習する姿勢を学びます。

 英語の自立学習では、すでに学んだことを利用して、まずは自ら問題に挑戦し解いていきます。そして、どうしてもわからないことに関して、教員からの説明を聞いて理解します。数学では、3つの分野から苦手分野を選び、参考書を利用して問題を解いていきます。教員はその場にいますが、基本的に生徒たちは答えが出るまで自ら考え続けます。解説を読んで理解する努力についても学びます。

 また中日には、進路担当者が中心となってエンカウンターを行います。自らの夢について語り合ったり、お互いに協力して目標を達成したりするなど、有意義な時間を過ごします。
 5日間を通して、生徒たちは大きく成長します。お互いに切磋琢磨して勉強する大切さ、自ら学ぶことの重要性、そして自分が思っていたよりも多く深く勉強することができることに気付きます。これらの体験を通して、彼らは高校に向けての気持ちも高めていきます。中学時代はどうしても受け身の勉強がメインになりがちですが、高校では自ら率先して勉強していく姿勢が身についていないと、なかなか前には進めません。その一つのきっかけとして、この勉強合宿は位置づけられています。この勉強合宿を体験することによって、生徒たちは受け身の勉強から自発的に勉強する姿勢に大きく飛躍します。