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【中学思考力ラボ】STEAM英語 – 風船ヘリコプターを飛ばそう!

勢いよく舞い上がる風船ヘリコプター

これまでオンラインで行ってきた思考力ラボですが、11月からは感染対策に細心の注意をはらいながら、学内で実践していきます。テーマは、STEAM教育(Science・Technology・Engineering・Arts・Mathematicsを統合的に学ぶ)と、イマージョン教育(英語“で”学ぶ)を体験する「STEAM 科学×英語」です。中2と中3の希望者約40名が参加しています。

会場は教室二つ分の広さをほこるフューチャーセンター

実際に面白い実験をしながら、その内容を英語で聞いて書いて発表して、進めていきます。今回の思考力ラボで「サイエンスは英語がスタンダート」を知ることになりました。
11月7日(土)に開催した第1回目は、化学を題材にしてM&Mチョコレートを溶かし密度を考察する実験をしました。お水と牛乳では色の見え方が変わります。

水で溶かしたらまるでSDGsのマークみたいになりました

そして、11月14日(土)開催の第2回目は、物理を題材にして風船ヘリコプターを飛ばす実験をしました。作用(Action)と反作用(Reaction)の学習です。

実験キットはプロペラと風船

スクリーンは9割が英語表記です

実験開始、組み立てます

大学生たちが常に巡回してフォロー

英語レベルは生徒によって多少差がありますが、スクリーンに映されるスライドが読み取りやすいことと、常に大学生がフォローにまわっているので、リタイヤする生徒はいません。授業では習っていない「ニュートンの第3の法則」は難しかったようですが、友だちと一緒に何かを作って、実験して、驚いたり、感心したりする様子は本当に楽しそうでした。

なぜ風船ヘリコプターは飛ぶのか?

考察を英語でプレゼンテーション

技術英語講師の中村先生による説明

ニュートンの第3の法則

思考力ラボのファンの生徒はたくさんいます。学校で行われる思考力ラボを心待ちにしていた生徒たちの嬉しい気持ちが伝わる時間になりました。

実験の現象を英語で記録していきます

今日のまとめの書き留めが大事

次の思考力ラボも楽しみ!