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【WEBサイト】カシオ ClassPad.net ホームページで数学授業が紹介されました

昨年度2020年11月に実施した山本周教諭の中1数学・幾何の授業が、計算機や腕時計で有名なカシオのホームページに掲載されましたので、ご紹介します。

カシオ ClassPad.net ホームページは⇒コチラから

 

【この日の授業の目的】

● 統計的に分析するための知識や技能を理解する
● 日常生活や社会生活の場面において問題を発見・調査し、データを集めて表やグラフに表して統計量を求めることによって、現状や分布の傾向を把握したり、 2つ以上の集団を比較したりすることで、問題解決や意思決定をする
● データの収集方法や統計的な分析結果などを批判的に考察する

この授業で、カシオが出している「ClassPad.net」という数学ICTツールを使用しました。こちらを使用した理由は、現在の大学入試における統計に関する問題のしくみにあります。

大学入試問題の傾向は、公式に当てはめ、計算ミスなく値を出すかに重点が置かれてしまうことが多いのが現状です。しかし、社会で使われている統計とは、数学的な意味は理解した上で、便利な分析ツールを用いて分析し、自分たちのビジネスに繋げていきます。これらが本来の統計の使い方であり、またその形態を授業に取り入れることは生徒たちにとってより実践的な学びになります。

さらに、本校は2020年9月よりBYODの導入、生徒1人1台端末での授業形態となり、タイミングとしても良かったです。コロナ禍では対面とオンラインのハイブリッド授業を行なっていましたが、その際にも円滑な授業展開を実施出来ました。

カシオのClassPad.net研究会の方々に今回の授業を見ていただき、様々な情報共有ができました。今後、生徒たちに数学や情報の視野が広がる学びを提供できそうで、とても有意義な時間となりました。(情報科・STEAM・数学科教諭 山本 周)