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【中1 聖書科×情報科】クリスマスオーナメント作ろう!

聖学院幼稚園にて、作ったオーナメントを飾ったツリーと一緒に子どもたちと記念撮影

ご存知のとおり、聖学院はプロテスタントに属するキリスト教学校であり、週に1時間、聖書の授業があります。中1の聖書科のテーマは、「聖書及びイエス・キリストを身近に感じること」です。2学期は、イエス様を知ることをすすめながら、イエス様の教えの中心である「神を愛し、隣人を自分のように愛する(マタイ22章37~40節)」について、これを実践した人々を紹介しながら学びを深めていきました。

【2学期の流れ】
① イエス・キリストはどんな顔?みんなで描いてみよう
② イエス・キリストは何のために活動したのか?
③ 聖書で一番大切な教えとは?
 ・愛するってどういうこと?(マザー・テレサ)
 ・敵を愛するとはどういうことか?(キング牧師)
④ クリスマスって何の日?クリスマスの意味を知って、12月25日を迎える

そして、アドベントの季節を迎える頃、校内はクリスマスリースやツリー、ポインセチアが色とりどりに飾られていきました。聖書科の久保チャプレンがクリスマスツリーにかける新しいオーナメントの購入を検討しているという話を聞いた情報科の山本教諭は、今年度設置された3Dプリンターを活用した、聖書科と情報科のコラボ企画「クリスマスオーナメントを作ろう!」を立ち上げ、生徒たちが集まりました。

情報科としては、生徒たちに「情報プログラミング」の授業で身近になったテクノロジーをもっと活用してほしいと願っており、クリスマスオーナメントは聖学院ならでは作品になると期待が高まりました。Christmasはその名の由来から「キリスト(Christ)を礼拝すること(masミサ・礼拝)」であること。また、それぞれのオーナメントには聖書的な意味があることを学んでいきました。

【生徒が作ったオーナメント】
・エデンの園の善悪の知恵の木の実と野の生き物のうち最も賢いヘビ
・ぶどう酒とパン
・聖書
・十字架
・杖
・羽
・ダビデの印
・青銅の蛇
・十戒の石板
・雪だるま
など

3Dプリンターで作られたオーナメントたち

このコラボ企画はクリスマスツリー点火式にあわせて告知し、その後出来上がったオーナメントは、近くの教会やお隣りの聖学院幼稚園・小学校、女子聖学院を訪問し、それぞれのクリスマスツリーに飾らせていただきました。幼稚園での子供たちとの交流は、とても楽しかったです。

今回は中1での企画でしたが、来年は駒込に属するすべての聖学院の学校を巻き込んだ大きなイベントにすることができれば、と考えています。また、情報科としては、他の教科とも連携をして、数学・幾何と一緒に空間図形をテーマに「インテリアデザイン」を行なっていくことも計画中です。

女子聖学院にて、山口校長先生と一緒に

聖学院小学校にて、チャペルのツリーに飾り付け

小学校、佐藤校長先生(中央)・田村教頭先生と記念撮影