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【高1GIC STEAM】卵テンペラを体験しArt Design

卵テンペラをする生徒

卵テンペラとは、500年以上前に流行っていた古典技法のひとつです。色の原料ともなる粉末の顔料と、身近な材料である卵を接着剤代わりにし練り合わせて絵具を作り、絵を描きます。本日5・6時限に行った高1GICのSTEAM授業Art Design(美術)で、生徒たちはその技法を学び、実際にテンペラ絵具を生成し作品を作りました。

伊藤教諭からテンペラ技法をききます

色の素材となる顔料

伊藤教諭の作業を真剣に見つめる生徒たち

卵の黄身だけを拾い、黄身の周りについた卵白をつまみ上げ、つまようじで穴をあけ黄身だけを流し落とす作業に、生徒たちは大奮闘。しかしながら、黄身と顔料を練り込み絵具を作り、出来上がった色からインスピレーションを得て、絵を描いていきました。

殻を割って卵を手に取り、白身を落とします

卵白をやさしくしっかりつまみます

つまようじで穴をあけて黄身だけを流します

テンペラが主流だった歴史背景や代表的な絵画を知り、現代の日本ではどのように活かされているのかを学び、新しい価値観やヒラメキを見出してほしいと、担当の伊藤隆之教諭は話していました。

黄身と顔料を合わせます

練りあわせて絵具を作る様子

このおにぎりの具は…?