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【総合探究】自分にぴったりの学習スタイルを知る

本日の授業プログラムは講堂で開催

本校では、学習スタイルコーチングメソッドを通して、社会全体が自分らしさの上にある幸せな状態になること、Well Beingを実現することをミッションとして掲げている株式会社マインドフルラーニングの高橋有希子さんたちを迎えて、自分の学習スタイルを知る取り組みを行っています。学習スタイルは、一人ひとりに合った学びやすいスタイルがあり、集中力を高める・思考を巡らす方法は様々で、一概に「音楽をきって勉強しなさい」「座って勉強しなさい」等が、当てはまらない場合があります。高橋さんたちとグループワークを展開しながら、生徒と教員が一緒になって、自分に合った最も効果的な学習方法を探していきます。

マインドフルラーニング代表 高橋有希子さん

5月11日(水)の5限に、高1は、情報を脳に入れる際に最も効果的な方法「優位感覚」を学びました。「優位感覚」は大きく分けると、「視覚型」「聴覚型」「触覚型」の3つがあり、そこから8つに分けることができます。

視覚型…①「活字型」読む、②「ピクチャー型」見る、で学習する
聴覚型…③「聴覚型」聞く、④「発話型」話す、で学習する
触覚型…⑤「記述型」書く、⑥「全身型」体を動かす、⑦「スケッチ型」絵を描く、⑧「触覚型」手で触る、で学習する

ピクチャー型学習方法の例え

生徒と教員たちは、事前に学習スタイル診断を受け、自分がどういうタイプ(気質)なのかを知り、それぞれどのような方法で勉強しているか、発表・紹介しました。「ピクチャー型」の生徒の中には歴史は苦手だけど大河ドラマを見るとわかる、と紹介し、「全身型」の生徒の中には握力トレーニングのハンドグリップをしながら覚える、など「なるほど!」と思うことがたくさんありました。また、先生方の中には、自身の学生時代は「記述型」でとにかく書いて勉強してきたけれど、教師になって教えるという「発話型」で、より理解が深まるという体験談を紹介していました。

自分の学習方法を紹介する生徒

英語を勉強する際の8つの取り組み例

自身の経験談を話す伊藤教諭

高橋さんは、「一つの型にはまらなくていいし、いくつもの型を組み合わせてみてもいい、いろいろ試して発見することもある」と話されていました。また「学習スタイルがたくさんあることを、生徒だけでなく、先生や保護者の皆さんも一緒に知ることが重要」と伺いました。今日の授業プログラムを終えて、自分に合った学習スタイルを見つけることができ、そして、それがかなう学習環境が整っていれば、とても豊かで幸せな学びになるのではないか、と考えました。

高橋さん、そしてコーチをしてくださった皆さん、お忙しい中、たくさんのアドバイスをありがとうございました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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