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【中1理科探究】動物の分類を学ぶ「分類王~チリメンモンスターズ~」

自分のオリジナルモンスターカードをおさめたiPad見せてくれた中1

これまで、魚などの生物を解剖し、内部を観察することで生物の分類について考えてきた中1は、6月15日(水)5限の授業で、外見的特徴から生物を分類する取り組みを行いました。その名も「分類王~チリメンモンスターズ~」!生物を分類した後は、モンスターカードとして記録する工程も企画されています。

おさらいをして今回の目的を確認

ワクワクする授業タイトルを発表する宮教諭

まずは、市販の理科実験キット「チリモン」を使って、選別前のちりめんじゃこからさまざまな生物を探します。見つけた生物はルーペを使って観察し、web図鑑を用いて正体を調べます。さらに外見的特徴から、その生物が自然界でどのように生存しているのかを推察します。

パットに入ったチリモンから探します

ピンセットとweb図鑑をつかいながら

友だちと相談

そして、調べた生物はカードゲームを模したスライドにまとめていきます。生物にはもちろんもともとの名前がありますが、カードにするときはモンスターとして生まれ変わるので、自分でモンスター名を考えます。名前とともに、見た目やカラダの特徴を活かしたどんな攻撃力・防御力があるのかも考え、全員でカードを見せ合います。

iPadで写真を撮って入れ込む作業

モンスターカードの特徴を入力中

ロイロノートに集まるモンスターカードたち

聖学院の理科教育は、実験・観察を通して「知的好奇心」を育む実践を積み重ねてきました。特に中学では知的好奇心の芽を育てることを重視しています。宮教諭の授業は、生徒心をくすぐるための工夫がたくさん用意されていて、その準備は本当に大変だと思いますが、生徒たちは宮教諭の情熱を感じ取っているように見えました。生徒たちと教員が作り上げている、とても良い学びの時間でした。