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【高2社会 現代の社会】放送作家内村宏幸氏をお招きし、コントのシナリオを作成

生徒が作ったシナリオでプロの芸人さんがコントを実演!

高校2年の社会科の「現代の社会」では、教師からの一方通行ではない、生徒間での学びあいをベースとしたアクティブラーニングを展開しています。この授業では、定期考査などのペーパーテストでは測れないジェネリックスキル(汎用的能力)の獲得、学びのモチベーションの向上を目的としています。

2学期は「伝えると伝わるの違い」に着目し、様々な方法で表現をしました。その中の「コントをつくってみる」という授業を紹介します。放送作家である内村宏幸さんをお招きし、コントのシナリオを作成する授業を行いました。内村さんは、ウッチャンナンチャンの内村光良さんのご従弟にあたります。「笑いとは」「人を笑わせるコツ」「シナリオの書き方」を内村さんに講演していただき、班で3~4分程度のコントのシナリオを作成しました。

コントの設定は「最後のホームルーム」です。卒業式の後のホームルームで、先生と生徒がかけあいます。授業の最終回には、お笑いコンビ「きしたかの」さんをお呼びし、生徒が作成したシナリオを実際に演じていただきました。もう一組お越しいただく予定でしたお笑いコンビ「ジグザグジギー」さんの宮澤聡さんは、本校の卒業生でもあります。笑いに来た人を笑わせる、という高いハードルの中で、生徒たちは笑いに溢れるシナリオを書き上げました。

「きしかたの」左が岸大将さん、右が高野正成さん

「最後のホームルーム」はどのような結果に…?

普段は何気なく「面白かった」と消費してしまうお笑いやメディアですが、作る側にまわると途端に難しいものになります。ただの消費者に終わらず、世の中では制作物ができるまでにどんな人のどんな苦労があるのかにも目を向けられた学びでした。(社会科担当:伊藤航大)