SEIG NEWS

【高1 STEAM】サイエンスアゴラ2022に参加しました

ワークショップ開始前、入念に最終確認

先般11月5日(土)~6日(日)、テレコムセンタービルで開催された「サイエンスアゴラ2022」に、日鉄日立システムエンジニアリングさんにお声をかけていただき、ロボットカー体験のメンターとして、高1から14名の生徒が参加しました。

「サイエンスアゴラ」とは、あらゆる人に開かれた科学と社会をつなぐ広場の総称です。 異なる分野・セクター・年代・国籍を超えた関係者をつなぎ、さまざまな人たちが各地で主体的に推進する活動の場が「サイエンスアゴラ」です。 この広場に集まる人たちが多様な価値観を認め合いながら、対話・協働を通じて、これからの「社会とともにある科学」と「科学とともにある社会」の実現を目指しています。(詳細はコチラから)

今回、「Sky Berry JAM で楽しくプログラミング」という題目で、アンプラグドビジュアルプログラミングを楽しく学べる4コースを、生徒たちがメンターとなり、レクチャーしました。
また、隣の特設ブースでは Global Innovation Class の STEAM教育や日々の学びを、参加者の子供たちやその保護者の皆様に説明させていただきました。

GICでのSTEAM授業を紹介する生徒

【生徒コメント】

(下口素輝)
ロボコンについての説明を順序立てて話すことがとても難しかったです。シート通りにやってしまうと時間がかかってしまうため、アドリブで省略したり、追加したりしました。また、教えるということで意識したことは、参加者に出来るだけ体験してもらうことです。今回、群馬県の高校生と交流ができたので、来年のサイエンスアゴラでは有志で人を集めたり、共同で活動をしたりするなどして、主催者として出展したいと思います。

(寺尾泰河)
お客様と一緒にロボットを動かすプログラムの作業を進めていくと、「いつ動くんだろう」「喜んでくれるかな」と思い、とても楽しくなりました。人に教えることはとても難しかったのですが、どうしたら上手く教えられるだろうと考えて対応することは、対話力、表現力、思考力、の分野の学びになるなと感じました。今回の経験を踏まえて、積極的に沢山のことに挑戦して、学びを深められたらいいなと思っています。

「動け~!」と参加者と一緒に願う生徒

(浜地亮太郎)
僕が担当した幼稚園生ぐらいの子供だと、集中が長続きしないため、テキスト通りの順番だけではなく、30分ぐらいに抑えられるようにした方が良いと感じました。一つ一つ明確にポスターなどに表していた他の展示を見て、次のプロジェクトウィークなどに活かしたいなと感じました。

(山澤充希)
他の会社や学校などが出していた展示に刺激を受けました。特に印象的なのは、慶應義塾大学大学院の学生さんが行なっていた「成長する竹馬」です。バックグランドにかぐや姫が月に向かうストーリーがあり、成長する竹馬に乗って実感するというものでした。僕は中身にも驚きましたが、やはり高校規模ではできないようなものを複数人でアイデア出しを行い、さまざまな技術を使ってかたちにできるところがとてもかっこよく、自信に溢れているように見え、大学生ってすごいなと改めて思いました。

(黒澤 諒)
人に説明することは、想像する以上に難しいことを痛感しました。小さい子に、もっとわかりやすく簡潔に説明し、時間を短くすることができればもっと楽しんでもらえると思いました。でも子供たちに喜んでもらえて嬉しかったので、また色々なことに挑戦していきたいです。

子供たちもたくさん集まって大盛況の会場の様子

(奥村綴史)
自分が説明して本当に成功するのか不安でしたが、本番では想像を以上にうまくできて今回は成功したと思いました。全員初対面にも関わらずなぜか口がまわり、「分かった!」「楽しい!」など言ってもらって自信がつきました。今回、参加して本当に良かったです。今後もこのようなイベントがあったら積極的に参加したい!

(吉川大智)
子供達が僕から教わるのではなく、自分たちでこれしようあれしようみたいにやってくれて、僕は分からなかったら助けるみたいなことが出来きました。また、実際に走らせることができたら教えた子供たちがお母さんやお父さんに「すごいでしょー!」と言ってたのがとても嬉しかったです。

プログラミングって楽しい!を伝える生徒たち

(担当教諭:山本)
普段STEAMなどの授業で、プログラミングやICTツールでものづくりをしながら学んでいる生徒たちですが、今回のイベントでは来場者自身の気づきや発見を促すことが重要であり、様々な年代や経験値に合わせて、声かけやサポートの仕方を変えなければならないという新たな発見があったようです。今後、彼らの日々の学びの姿勢にも良い影響をあたえてくれる経験でした。
また、同じフロアの大学の研究室や他校の展示を見て、来年はオリジナルのイベントも出したいという声があがり、このような形で彼らの活動の幅が広がっていくことがとても嬉しかったです。

全員で記念撮影