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【高1】地方創生アイデアコンテストにおいて『東北経済産業局長賞』を受賞!

黒羽くん(右)と担任の山本周先生

高校1年生の黒羽遥太くんが、この度、「地方創生★政策アイデアコンテスト2022」において、『東北経済産業局長賞』を受賞しました。作品タイトルは、『ふるさと納税と農業体験で地域創生』です。

高1年次に毎年実施している社会課題発見・解決体験型学習を目的とした宿泊行事「ソーシャルデザインキャンプ」と、今年度より始まった新カリキュラム「情報Ⅰ」を中心とした歴史総合・数学Ⅰ・総合探究の横断型授業を経て、このコンテストが生徒たちのアウトプットの機会になるのではないかと取り組んできましたが、素晴らしい結果にとても驚きました。

コンテストには、高1と高2で合計50を超える個人やチームが出場し、1次予選も10チーム以上が通過しました。先日の統計データ分析コンペティション2022(詳細はコチラ)に引き続き、統計をはじめとするデータサイエンスを活用した課題発見・解決の能力向上が見え始めており、嬉しい限りです。今後も日々の学習をあらゆる場面で創造するような生徒を育成していくことを目指してまいります。

改めて、黒羽くん、本当におめでとうございます!
黒羽くんからの受賞コメントを紹介します。

伊藤校長から表彰を受ける黒羽くん(中央)

【参加した動機】
色々な地域を検討する際、福島市は父方の祖父母の家があり、特に幼い時はよく行き知っていたので福島市を選びました。ニュースや授業で、少子高齢化の問題について触れわかった気になっていたが、今回、解決策を具体的に考えるにあたって色々と調べているとすぐには解決できない難しい問題であることを感じました。だから、福島市に住んでいる人ではなく、自分のような外部からであれば、 別視点の面白い提案ができるのではないかと考えました。

【参加してみて】
実際に提案したい内容があっても、ちゃんとした根拠がないと、提案を聞く側としては「何でこういう風に考えたの」という意見を持たれてしまいます。このコンテストに応募する資料を作る際に、RESASや市のホームページなどを見てどういう現状があるのかを知ることができ、これが根拠になるのではないかと考えました。根拠になる情報やデータを手に入れ、それを自分の考えていた意見と合わせることができたので、やってみて良かったです。

【今後に向けて】
今回の自分の解決策を実現させることは、今の状態だと難しいと感じています。まずは、自分がこういう現状があるということを周知させる必要があるのではないかと考えています。また機会があったら、このコンテストに参加をして、これ以上の賞を取りたいと思いました。次に挑戦する際は、福島市以外の地域にも注目して、自分が実際に見てきた街を対象にしながら、その街にあった地域創生の考えを提案していきたいです。