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【国内研修・京都MoG】京都市龍谷大学の学生団体とコラボレーション

大学生たちと一緒にニッチ野菜を有効活用した販売会を企画し奮闘しました

8月7日(月)から14日(月)までの7泊8日の日程で京都MoGを実施しました。MoGとは「Mission on the Ground」の略で、ファシリテーターを務める認定NPO法人very50(ベリーフィフティ)が展開する、問題解決能力養成に重点を置いた日本で初めてのプログラムです。本校国際教育部が夏休みに主催するこの重要なプログラムは、本来は海外で実施するもので、実際に2019年度はカンボジアで実施して大きな成果を上げました。しかし、2020年度からの新型コロナウィルス感染拡大によって一時中断となり、その後、コロナウィルスの収束状況や現地医療体制の復旧状態を鑑みて、昨年度から国内代替行事として再開しました。

今回は、京都市にある龍谷大学の学生団体NiCHiBle(ニチブル)とコラボレーションしました。形状が他と違うというだけで捨てられてしまう”ニッチ(マイノリティ)”な野菜をどのように有効活用するのかという課題に取り組むNiCHiBle。このNiCHiBleの想いに少しでも貢献すること、そしてNiCHiBleに自分たちのアイデアや商品を採用してもらうことを目標にして、中3から高3までの生徒16名が課題に挑みました。京都での現地プログラムのために、参加者が決定した6月以降8回に渡ってオンラインまたは対面での事前学習会を開いて準備を重ねました。

京都に到着したその日から早速行動開始です。龍谷大学を訪れてNiCHiBleメンバーと顔合わせ。大学生が作ってくれた京野菜のラタトゥイユ丼をごちそうになり、味覚を通してイメージを膨らませます。翌日は、京都が世界に誇る清水寺と伏見稲荷大社に分かれて現地調査。外国人観光客にも果敢に英語でインタビューしました。3日目は地元農家さんを訪問して農作物の収穫などを体験した後に、農家さんが抱える課題についての質問や意見交換の時間を持ちました。次の段階として、これまでの多くのインプットからアウトプットにシフトします。実際の商品販売会に向けて、各班が夜中までミーティングを重ね、商品開発や宣伝方法についてアイデアを練り上げました。

規格外になってしまったトウガラシを間引きする作業

売り物にはならないトウモロコシでもとても美味しい!

伏見稲荷大社で外国人観光客にインタビュー

活動が始まって迎えた6日目。清水五条のシェアキッチンを借りて販売会を開催しました。猛暑の中、大通りでチラシを配り、来店してくださったお客さんに新開発の野菜チップスを食べていただきました。調理も接客も全てが不慣れな作業でしたが、目標の売上金額達成を目指して生徒達は奮闘しました。閉店の午後17時を迎える頃にはみんな疲労困憊。目標金額にはあと一歩届きませんでしたが、参加生徒が一つのチームとなって力を結集した成果は、数字では計ることのできない財産となりました。

商品開発チームは、何度も試作品を作ります

看板もポスターも全部手作りしました

今日はみんながお店のスタッフを務めます

翌日は、これまでの成果をまとめたファイナルプレゼンテーションです。お世話になったNiCHiBleの皆さんに感謝の気持ちを込めて、各チームが渾身のプレゼンをおこないました。NiCHiBleの皆さんから、的確かつ鋭く、それでいて温かさに溢れるコメントをいただき、京都MoGの集大成の場となりました。

集大成のファイナルプレゼンテーション

仲間のプレゼンを真剣に聞きます

MoGの修了証をもらいました

6月から始まった事前学習会と京都での8日間。大学生メンターのサポートを受けながら必死で走り抜けた16名の生徒たちは、まさに「ヘロヘロ」になりながらも大きく成長しました。2学期以降、このMoGを通して逞しくなった彼らが、記念祭や授業内プロジェクトなどで活躍することを期待します。(国際教育部長・髙橋孝介)

普段から下駄履きのニチブル辻代表(左から3人目)をリスペクトし、みんなで下駄を購入。ゲッターズ参上!