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【海外研修】オーストラリア研修(後編)

日本で培ってきたグループワークはお手の物、積極的に意見交換

8月4日(金)~17日(木)の日程で実施したオーストラリア研修は、すべてのプログラムを終え、生徒たちは無事に帰国しました。現地で引率をした伊藤 豊 教諭から、レポートの後編が届きましたので、紹介いたします。

学校の中庭でランチを楽しむ様子

研修6日目からは、現地校 Ipswich Grammar School(IGS)の授業をたっぷり体験しました。生徒たち一人一人にバディが付いて、1限から6限までずっと寄り添ってくれました。

「ドラマ」の授業をのぞいてみると、先生からの「グループで『脱出シーン』を演じなさい」というお題が出ていました。演じるためのアイデアを話し合い、先生の期待に応えようとする生徒たちの姿がありました。後で尋ねてみると、「やるしかないと腹を決めてやり切りました」という力強い言葉が返ってきました。

理科棟では物理の実験グループに加わったり、別の教室では数学の問題に取り組んだりと、どの生徒も授業にしっかり参加していました。

バディとともに教室へ向かいます

脱出シーンを考案中

物理の実験中

休み時間になると、軽食を持ってたくさんの生徒たちが中庭に集まります。バディのクラスメイトに囲まれてランチをいただき、その後はバスケットボールやラグビーボールで遊びます。聖学院生もそこに加わって楽しみました。IGSのバスケットボール部員が聖学院生の相手をしてくれる日もありました。
同年代の友人ができて、生徒たちはより活発になりました。言葉や習慣のちがいを越える体験は、この年代の生徒たちに必要なんだとつくづく感じます。

IGSの生徒たちと楽しいランチ

バスケ部員たちに挑みます

スポーツでつながる仲間

休日はホストファミリーとすごします。プロラグビーの観戦に連れて行ってもらったり、ハイキングに出かけたり、博物館や美術館を案内してもらったりと、ブリスベン周辺の見どころを体験することができました。

ホストファミリーとラグビー観戦

お別れの日の朝

14日間の研修を終え、生徒たちは晴れやかな表情で帰国しました。研修に送り出してくれた家族への感謝と、温かく受け入れてくれたホストファミリーやバディの面影を胸に2学期からの学習に取り組んでくれることを期待しています。

校長先生から一人ずつ修了証が手渡されました

ともに過ごしたバディとお別れ