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【授業now】高Ⅱ「現代の社会」

高校Ⅱ年の社会科の「現代の社会」では、教師からの一方通行ではない、生徒間での学びあいをベースとしたアクティブラーニングを展開しています。この授業では、定期考査などのペーパーテストでは測れないジェネリックスキル(汎用的能力)の獲得、学びのモチベーションの向上を目的としています。

3学期の授業のテーマは「社会とのつながりを意識する」。近年、18歳選挙権が導入されたこともあり、1月にはNPO法人Youth Create、2月にはNPO法人I-CASにご協力いただきました。I-CASの授業では新宿区議会議員、松戸市議会議員、墨田区議会議員の方にお越しいただくなど、議員と生徒が対話をする場を設定しました。生徒にとって色々な収穫があったようでした。

また、「現代の社会」の授業の1年間のまとめとして、ポスターセッションを行ないました。「現代の社会を全く知らない人に3~4分間で、どのような授業かを伝える」というミッションに生徒達は取り組みました。また、「現代の社会」の新しい授業名称を考え、それはなぜかを伝える、ということも行ないました。

1年間の授業を通して、多くの生徒達は「考える」「行動する」ことの大切さを実感できたようでした。生徒達の協力に感謝するとともに、この学びを来年度以降にも活かしていってもらいたいと願っています。