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First things first (part-2)

40年前の1977年(昭和52年)に発行された「森信三1日1語」(人生に処する知恵)を少しずつ読んでいます。その中で次のような言葉がありました。「いかにしてテレビに打ち克つ子どもにするか-教師たるものはこの一点に、道徳教育のすべてをかけねばなるまい。」

3時間も4時間もテレビの前に座り、勉強や他のなすべきことを後回しにしてしまう子どもの実態をみて、森先生は教師として危機感を深めたのです。今はテレビのほかにゲームやスマホがあげられます。前回のブログにも書きましたが、「したいこと」よりも「しなければならないこと」を選び取ることを日々積み重ねることによって「しなければならないこと」を先にする習慣が身につきます。このことに本気で取り組まなければ手遅れになってしまうでしょう。家族全員で家庭での時間割作成を話し合い、本人の合意納得の上で一歩ずつ実行に移していって欲しいと期待しています。