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口で公に言い表して救われる

8月15日は、73年目の終戦記念日でした。日本人にとって、また日本に住む全ての人々にとって、この日は、過去の戦争のことを顧み、深い反省と共に、平和への思い、願いを新たにする日です。8月6日の広島、9日の長崎のそれぞれの原爆を含め、戦闘、伝染病、飢餓等により310万人の日本人がこの大戦で命を落としたと言われます。亡くなられた方々の背後には家族がいたことを思うと、悔しさと悲しみの叫びが日本中を覆い尽したと言えるでしょう。戦争のことは語りたがらない人が多い中、残された地上の生涯を考えて、今語り伝えなければと重い口を開いて下さる方々が起こされていることは有難いことです。また、数十年もの間、誰にも語ることなく心に秘めていた体験をことばで言い表すことによって「救われる」ことも起こるのではないでしょうか。8月は特に命の大切さをしみじみと思わされる月です。

「わたしたちは、見たことや聞いたことを話さないではいられないのです。」
(使徒言行録 4章20節)