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【海外研修】オーストラリア研修報告 8月4日(木)~17日(水)

現地校の生徒たちと交流、ともに学びます

コロナウィルスのため3年ぶりの開催となったオーストラリア研修は、この研修の歴史始まって以来、まさかの落雷による出発便欠航のトラブルからスタートしました。欠航が決まり、エージェントと引率教員たちは深夜まで必死に電話をかけて今夜の宿泊先を探し、新しい出発時刻まで過ごしました。翌日、丸一日出発延期となった飛行機が無事に成田空港を離陸すると、「やっと研修が始まる」と生徒も引率教員もひと安心でした。

出国中止のスタンプが押されました

ジェットスター便で空の旅

オーストラリア到着。まずはカランビン・ワイルド・サンクチュアリー(動物園)へ。エミューやカンガルーなどの動物と触れ合った後、海沿いの公園へ移動して昼食をとりました。その後、バスで現地の学校へ移動。初日の成田でのハプニングの疲れからか、バス車中ではみんなぐっすりと眠っていました。さて、その後はいよいよホストファミリーと対面して、それぞれのホストハウスへと移動していきました。

カランビン・ワイルド・サンクチュアリーへ

オーストラリアの動物たちと触れあいます

海沿いの広い公園へ

日曜日はホストファミリーと過ごしました。ショッピングモールに行ったり、街や山・海に行ったり、歓迎のパーティがあったり…それぞれのおもてなしを受けました。
月曜日は現地校での授業の初日。全校集会の後、学校見学へ。生徒たちは、聖学院よりもはるかに広い運動場や建築デザインの作業棟、音楽室などを興味津々に見ていました。見学後はモーニングティーの時間。図書館にて缶バッジの作成体験を終えたのち、昼食の時間。ここでは歓迎の食事会が行われました。午後は A クラスと B クラスに分かれて英語の授業です。

屋外のテントの中でモーニングティーを楽しむ

Bクラスの英語授業の様子

授業 2 日目。朝、学校生活を共にするバディの生徒と対面して一緒に授業へ。昼休みは現地校の生徒とバスケットボールや卓球などを楽しんでいました。午後はまた英語の授業です。

バディと対面

校庭でバスケットボール

体育館で卓球

Aクラスの英語授業の様子

水曜日は全員で EKKA と呼ばれるお祭りへ遠足に行きました。日差しが強く、また非常に混みあっていましたが、それぞれ色々な食べ物やアトラクションを堪能し、異国の地のお祭りを楽しむことができました。

華やかなEKKA

現地の食事を堪能

多くの方で賑わうお祭り

授業 3 日目となる木曜日。フィールドワークでユーカリについて話を聞いた後、生物の授業でオーストラリア独自の生物である有袋類や植物について学びました。昼食後は PE (体育) の授業。バレーボールやホッケーなど 4 種目をローテーションでおこないました。中には日本では経験したことのない新しい競技もあり、とても新鮮でした。こういったちょっとしたカルチャーショックが、海外研修の醍醐味でもあります。

フィールドワーク

実際の植物を手に取って

バレーボールは男女混合

ホッケーを体験

ホストファミリーと過ごす最後の週末を迎え、エクスカーション(遠足)で、アボリジニーの生活などについて学びました。その後はブリスベンの街全体を見渡すことのできる山の展望台へ移動し、食事をしたりお土産ショップで買い物などを楽しみながら過ごしました。

研修最終日は、ホストファミリー・バディへ感謝の挨拶伝えてお別れし、ゴールドコーストへ移動。ライフセーバーの方に海での救命救急に関して学んだのち、砂浜にてビーチフラッグ大会を開催。一瞬のスピードを競う種目に白熱していました。その後はショッピングモールでお土産を買って、ホテルへ向かいました。最後の関門であったPCR検査の結果も全員陰性。「オーストラリアにまだ居たい!」と言う生徒もいるほど、こちらでの充実した日々はあっという間に過ぎていきました。

 日本に向けて発つ朝の集合時刻はなんと4時45分!遅刻する生徒もなく、ゴールドコーストからケアンズを経由して日本へ発ちます。乗り継ぎで焦りつつも無事に帰国することが出来ました。ドキドキのハプニングから始まった14日間も、あっという間に終わりました。お疲れさまでした!

【高校2年生 高橋泉くんのコメント】
正直、最初は14日間長いからなんでもできると思っていましたが、ホストファミリーと過ごしているとあっという間に終わってしまい、まだオーストラリアに居たいという気持ちが残り、また行きたいと思いました。英語が喋れない人でも参加したほうがより人生を楽しめるのではないかと思います。