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【中3社会】クエストカップへの挑戦-中間発表会-

フューチャーセンターで富士通のミッションに提案・プレゼンする生徒たち

クエストカップは、2005年から始まった日本最大級の探究学習の祭典です。教育と探求社のプログラム「クエストエデュケーション」に取り組む中高生たちが、1年取り組んだ探究活動の成果を社会に発信します。クエスチョン、生きたい未来が、ギュッと詰め込まれた作品の数々は、大人たちの心を大きく揺さぶります。
本校では、中3社会の時間でこのプログラムに毎年挑戦しており、今年度挑戦する企業とそのミッションは以下の7社です。

イオンリテール:人々の「育んで来た大切」をつむいで、私たちが望む暮らしの新常識を提案せよ!
ニフコ:「隠れた重さ」から世界を解放するニフコの新サービスを提案せよ!
パナソニックエナジー:「人類の奥底にある力」を掘り起こしてもっと生きたい地球をはじめるプロジェクトを提案せよ!
富士製薬工業:あなたと私の「尊さが守られる」社会を実現する富士製薬工業の新プロジェクトを提案せよ!
富士通:「これおかしくない?」をきっかけに20年先の選択肢をつくり出す富士通の新ソリューションを提案せよ!
メニコン:「普通を飛び出す瞬間」で社会を豊かにするきみとメニコンの新しい挑戦を提案せよ!
吉野家:人間の「心を魅了する」シン・ヨシノヤ的挑戦を提案せよ!

教室前廊下に掲示されている企業からのミッション

ミッションをよみとくヒントも記載されています

ミッションに込められた意味を考えます

中間発表会に向けて、夏休み中に事前面談を行いました。各企業担当の教員が、選んだミッションに取り組むグループをひとつずつ面談します。ミッションに対して一人ひとりがきちんと読み解けているか、ひとりの意見からみんなの意見になっているか、ブレストにつなげられる言葉を選んでいるか、発表に向けてのグループ内役割など、丁寧に確認し理解を深めました。

各ミッションに取り組むメンバーが記載された面談表

そして迎えた9月27日(水)、3・4限の時間をつかって中間発表会を行いました。中間発表会では企業の方々をお招きし、そのミッションに挑戦したすべてのグループのプレゼンを見ていただきます。生徒たちは憧れの大人たちを前に緊張しながらも、用意したスライドを用いて、これまでミッションに向き合い調査したこと・検証したこと・提案したいことなどを、熱く伝えました。企業の方々からはその都度講評をいただきました。

発表前最終打合せをするグループ

発表会場はHR教室とフューチャーセンター

スライドはわかりやすく目をひく仕様に工夫

聞く姿勢も大事

本番は12月です。企業の方々からのアドバイスや生徒同士による質疑応答など発表会で得た経験をさらに盛り込んで、よりよいプレゼンが出来るように、中3たちの挑戦は続きます。

富士製薬工業の方と一緒に発表を振り返る様子

発表を終えたグループに質問する生徒

オンラインでも講評に加わってくださったパナソニックエナジーの方

メニコンの方々に直接質問する生徒