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【GIC】コネクテッド・インク東京2023に参加しました

Wacomの井出代表取締役社長と一緒に笑顔のGIC生徒たち

先般11月18日(土)に、新宿・住友ビル三角広場で開催された「コネクテッド・インク東京2023」に、高校GICの生徒たちが登壇しました。

「コネクテッド・インク東京 2023」は、株式会社Wacomが主催する、デジタル技術と人間の身体表現を掛け合わせた新しいモーションアートなどを提示するイベントです。未来系・革新系セッションからコミュニティやパートナーとの取組み各種、ワクワクするクリエイティブ表現まで、17日(金)と18日(土)の2日にわたって開催されました。さまざまなプログラムが会場内のステージで展開され、会社社長から高校生、ダンサーにミュージシャン、海外からの参加者など、多才なプレゼンターがステージを彩りました。

展示ブースで来場者に説明をする生徒

本校の生徒たちは、「聖学院高校GICのSTEAM教育」を発表しました。2021年に新設された「ものづくり・ことづくりを通して世界に貢献する人材へ」を教育目標とした高校新クラスのこと。「わたし」の賜物を最大化する手段としたSTEAM授業のこと。その授業内容の成果物を発表しました。

ステージに登壇し、いよいよ発表が始まります

【生徒コメント】
(高1室谷くん)
自分で作った音楽を発表するのは初めてのことでした。また、テレビのスタジオのような広い場所で発表するので、すごく良い経験になりました。僕はあまり音楽に関わっていないしそんな才能があるわけではないですが、発表できて本当に嬉しかったです。またステージに立たせてくれた先生たちに感謝してます。
想像もつかなかったDJをする自分を見つけてくれるのはGICの良いところだと思います。GICは自分も知らない自分の個性、まさにOnly One For Othersを探すことができることを改めて実感することができました。
僕たちの発表を聞いて聖学院やGICに興味を持ってくれる人がいたり、聖学院となにかコラボしようと考えている人がいてくれたり、この発表におおきな意味があったと実感しました。

(高2出西くん)
今回、ワコムさんのイベントで登壇させてもらったことによって、自分の中で高校1年生の時に学んだ色や音の感覚ストレッチのこと、ボックスアートのことを、より深く知る機会になりました。特にボックスアートの話をしたので、自分でプレゼンを考えていく中で、工夫した点を深堀できました。自分はライブを作ったのですが、どのようにライブの臨場感をだし、観客の人たちの気持ちを高揚できるかなど考えました。また、あんなに大きな場所で何かを話すことはこれまでなかったので、とてもいい経験になりました。
今後、自分は最後のプロジェクト発表があるので、今回大きな会場で話させていただいた経験を生かし堂々と話していきたいです。

室谷くん

出西くん

【引率教員コメント:山本 周】
今回のイベントを一言で表すならば、「心地よいカオスな空間」でした。あらゆる年代、立場、背景を持った人たちがそれぞれの思いを表現し、考えを共有し合う特殊な森(=場、森は今年のテーマ)に染まる経験ができました。
井出さんの素敵な言葉を紹介させてください。「人間は崇高なバグを持った愛すべき存在」。人間の可能性が未知であることを、人間に期待できることがたくさんあること、愛し愛される存在であること、とても勇気づけられます。ワコムの皆様、運営の方々、本当にありがとうございました。

華やかな会場のステージの上で堂々と発表する生徒たち