SEIG NEWS

【中高・探究Day】「自ら問い、自ら選ぶ」新しい学びのカタチ―第1回『探究Day』レポート

5月8日(金)、本校にて新たな教育の試みである『探究Day』の第1日目が開催されました。

■『探究Day』とは?
これまでの学校教育は「先生が正解を教える」という形が中心でした。
しかし、これからの時代に求められるのは、生徒一人ひとりが自ら問いを立て、納得のいく答えを探していく学びです。
『探究Day』は、そのような「探究する時間」を学校生活の中に創り出すために設置されました。
この日は午後の授業を行わず、生徒たちは自らの興味や学習状況に合わせて、どのように過ごすかを自分自身で選択します。

探究活動の様子

ラボラトリーの様子

オフィスアワーの様子

■生徒たちが選ぶ「3つの学びのスタイル」

3・4時間目は学年の枠を越え、生徒たちは以下の3つのプログラムから自分に最適なものを選び、活動に打ち込みました。

・「探究活動」:すでにある興味を深める
自由研究や理科課題研究、進行中のプロジェクトなど、自分がすでに取り組んでいるテーマをさらに前に進める時間です。自らリサーチを行い、計画を立てることで、専門的な問いを深めていきます。

・「ラボラトリー」:新しい興味の種を見つける
教員の専門性や遊び心に触れる特別な講座です。
20種類を超える多彩なラインナップの中から、自分の興味に近いものを自ら選択することができます。
普段の授業とは異なる多様なテーマが用意されており、「まだやりたいことがはっきりしない」「新しいことに出会い、興味の幅を広げたい」という生徒に最適な場となっています。

・「オフィスアワー」:教科の学習を自分流に究める
教科の内容や学習環境(教室、図書館、体育館、グラウンドなど)を自分で選び、教科の学びを深める時間です。「今の学びを自分に合った形で進めたい」という生徒たちが、主体的に学習に取り組みました。

ラボラトリー:オリジナルキーボードづくり

ラボラトリー:オリジナルTシャツづくり

ラボラトリー:【GIC新ゼミ×ファブラボ】ようこそ!ものづくりの世界へ!(3Dプリンター入門講座)

ラボラトリー:確率探究~東大数学でグリコゲーム~

ラボラトリー:二百年前の私たち

ラボラトリー:会社を見る、世界を知る、未来を創る

■「何をやらされるか」ではなく「どう過ごすか」を決める

『探究Day』で最も大切にしているのは、「自分がどう過ごすかを自分で決める」という姿勢です。 生徒たちは事前登録の段階から、「なんとなく選んでいないか?」「周りに流されていないか?」と自分に問いかけ、納得した上で当日を迎えました。
初めての試みとなりましたが、校内のあちこちで生徒たちが生き生きと自らの問いに向き合う姿が見られました。
今年度の『探究Day』は、今回の5月8日を皮切りに、5月30日、6月1日と計3回の実施を予定しています。
生徒はもちろん、私たち教員も『探究を探究する』姿勢で生徒と共に歩み、大人も子どもも自ら問いを立てて学びを深めていく、そんな新しい学校の日常を、これから共に創り上げていきたいと考えています。