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【SDGsプロジェクト】自由研究フェスタ2026に出展―「教わる」側 から「伝える」側へ

小学生の隣で組み立てを一緒に手伝います

 8月6日(木)、東京都立産業貿易センター浜松町館で開かれた「自由研究フェスタ2026in東京」(私学妙案研究所主催)に、聖学院・女子聖学院の合同SDGsプロジェクトが出展しました。出展は今年で3回目です。会場には、夏休みの自由研究の参考にしようと、約2,500組・約6,000名の親子が訪れました(主に小学校低学年)。

 7月のキックオフ会からチームの活動の軸を固めてきた生徒たちにとって、今回は学外の人に「伝える」という次のステージです。各チームの活動テーマをもとに、生徒たちが次の5つの体験講座を企画しました。

□エネルギーチーム:風の力でライトを光らせる、手作りのペットボトル風力発電キット「風力発電チャレンジ」
□ 菜園チーム:種と土を入れて持ち帰れる「オリジナルペットボトルプランター」
□古着チーム:古着を生かしたサステナブルな「古着リメイク」工作
□ 健康チーム:感染症予防にもつながる「コネコネ石鹸」作り
□ プラスチック削減チーム:プラごみについて考えながら作る「ペットボトルランプシェード」

講座は10時から1時間ごとに開き、各回14〜15名の小学生が参加しました。どの講座も、まず「作る楽しさ」を味わってから、環境問題や健康とのつながりに気づけるよう内容を工夫しています
。

マイクを手にプラスチックの現状を説明

ランプシェードづくりを見守る

 本校のブースの特徴は、講師役を含め、すべてを生徒が担ったことです。出展校の多くは教員が講座を行い、生徒はその補助にあたる形でしたが、本校では聖学院8名・女子聖学院14名の計22名が、受付から講座の進行、作り方の説明までを自分たちで運営し、講座の最後には付き添いの保護者の方へ学校紹介も行いました。低学年の子にどう説明すれば伝わるのか。自分が分かっていることを、相手に分かる言葉に置き換える難しさに、生徒たちは当日何度も向き合いました。小学生の隣にしゃがんで手元を見ながら声をかけ、完成した作品を手に「楽しかった!」と笑顔を見せてもらえたときには、ほっとした表情を浮かべていました。

参加した保護者の方に学校紹介

スライドを使って講座を進める生徒

ワッペン選びをする小学生に声をかける生徒

完成した風力発電キットを光らせる

実際にやってみて分かった課題もあります。作業を説明する順番、シールや色の人気の偏り、途中で席を立ってしまう子への対応などです。新規メンバーにとっては、学外で伝える初めての機会でもありました。生徒たちはこうした気づきを振り返り、8月21日の中間発表会では、チームのMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)と今後の改善計画を発表しました。教員は事前の打ち合わせを重ねつつ、当日は生徒が主役となるよう支える役に徹しました。小学生に伝える経験から得た手応えと課題を、各チームのこれからの活動に生かしていきます。
(教育デザイン開発センター 副センター長)