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【中3LHR】編集工学研究所・安藤昭子様ご講演「探究と読書」

本日3時間目の中3LHRにて、編集工学研究所・安藤昭子様をお招きし、「探究と読書」というテーマでご講演いただきました。本校では様々な探究型授業を行ってまいりましたが、中3生徒達はこれまでの経験を整理するような気持ちで、食いいるように聞いていました。安藤様ご講演のキーワードを以下にご紹介いたします。

●編集とは「情報と情報の間に関係線をひくこと」
 読書とは、「自分と世界との関係性を見つけること」
●探究型読書5つの心得
・心得1「読前・読中・読後」
・心得2「著者の思考モデルを借りる」
・心得3「モヤモヤ・スッキリかわるがわる」
・心得4「伏せてから開ける」
・心得5「仮説的に進む」
●探究における本の役割
・思考のジャンプ台(考える力の補助)
・視点を上げ底する(見方の拡張)
・「私」の隠れ蓑(安全な環境)
・共に進む乗り物(方向感を共有)
・対話の媒介(コミュニケーションの深化)
●本と世界のつなぎ方
・アナロジー≒似たもの探し
・つながりが知性になる
・世界がつながって見えてくる
・Linking Network

生徒達だけでなく、我々教職員にとっても、大変勉強になる貴重な時間となりました。安藤様、本当にありがとうございました。

講演後の4時間目のワークでは、生徒達は安藤様のお話を必死に構造化しながら、学びを深めておりました。NewsPicks社の安藤様の記事を生徒達と共有したところ、複数名の生徒が「松岡正剛先生の本は何がおすすめですか?」と聞いていました。

生徒達の「自ら学びたくなる気持ち」にますます火がついたようです!

安藤様のわかりやすいご講演

生徒達は必死にメモしていました

終了後、生徒が壇上で質問

探究型読書とは?

モヤモヤ・スッキリ

アナロジー≒似たもの探し